一升餅とは、一升のお餅を背負わせて、一歳の誕生日を迎えたお子様の、これからの健やかな成長を祈る行事です。
それでは、一升餅の重さって、一体どれくらいなのでしょうか?
ここでは、一升餅の由来や一風変わった最近のお祝いの仕方、教えます。
一升餅の重さとは?丸餅が背負いにくければ切り餅がおすすめ!
一升餅の「一升」は「一生」の意味と掛かっていて、おめでたいお餅と合わせ、「一生食べ物に困らないように」「一生健康であるように」との願いが込められています。
また、一升餅の丸い形には、「一生円満に暮らせるように」という意味も込められています。
一升餅は、一升分のお米を使って作るお餅です。
約1.8kgを使って作るので、約2kgの重さのお餅になります。
1歳のお子さまにはかなり重いので、立てなかったり、いやがるお子さまもいることでしょう。
立ち上がれたら身を立てられる。
立ち上がれなかったら家にいてくれたり、家を継いでくれる。
転んだら厄落としが出来た、と喜ばれます。
どちらにしても縁起の良い一升餅なのです。
2kgのお餅であれば形に制約がないため、最近では背負いやすいように小分けにした切り餅や、ハート型の切り餅もあります。
現在では、風呂敷にお餅を包んで斜めに背負わせるのが一般的ですが、可愛らしいリュックに入れて背負わせることも多くなってきました。
どのような行事にするかは各ご家庭で決めて良いのですが、どのような形にするにせよ、お子さまの安全が第一ですので、ご家族で安全をサポートしてあげてくださいね。
また、地域のしきたりも調べておくと良いでしょう。
一升餅の重さがあれば代わりのものでも大丈夫!最近人気の大福とは?
一升餅は、お餅でなくても大丈夫って、ご存知でしたか?
実は、約2kgの重さがあれば、お餅でなくても大丈夫なのです。
では、お餅の代わりに使える物をいくつかご紹介します。
・お米10号
これはジップロックに入れればこぼれませんし、日頃使うものなので、準備も片づけもラクなのでおすすめです。
コンパクトでリュックにも入れやすいです。
・パン
パン好きの方は、最近ではパンを使うようです。
パン屋さんに注文すれば、名前や寿の文字も入れてもらえるようですよ。
ただ、パンはサイズが直径30~40cmと大きくなるので、引きずって歩くことに。
それも可愛らしいですよね!
・和菓子
お饅頭やせんべい、そして最近人気の大福!
終わったらご近所さんに配ることも出来るので、おすすめです。
ただ、和菓子を一升分、となるとかなりの量になるので、背負わせる量も少量になりますね。
まとめ
いかがでしたか?
形は違っても、一升餅は、お子様の成長を祝う喜ばしい行事です。
ご家族みなさんで、お好きなスタイルの行事をお考えになって、是非楽しく思い出に残るお祝いにしてくださいね!