子供が食べ物に困ることがないように祈願するお食い初め。
いざ、子供がその時期になった時にどうしていいかわからないお母さんも多いのではないでしょうか?
今回はそのお食い初めについての正式な方法や最近の考え方についてご紹介していきたいと思います!
お食い初めの食器は妻側が用意する!正式な器や箸の習わしとは?
お食い初めは生後100日前後にあるお祝いです。
ここまで元気に育ってくれたことやこれからもっと元気に育ってくれるようにという願いを込めて行われる伝統行事になります。
実際に食べ物を食べさせるのではなく、お祝いの御膳を用意して赤ちゃんに食べる真似をさせるものです。
そのお食い初めに使われる食器は正式には父方の家紋の入った漆の器とお箸は柳の白木でできたものを用意するのが習わしになります。
そしてそれを母方の祖父母が贈るのが一般的です。
理由は、昔、結婚すると女性は男性側の家庭に入る場合がほとんどで嫁入りした後は女性側の家族が孫に会いに行くことはなかなか難しかったそうです。
そのため、お祝いの度にそういったお祝いの品を持って訪ねて行くことによって娘や孫に会うきっかけとしていたということのようです。
ですので、祝いの品である食器や箸は妻の実家から贈られるというのがしきたりとしていまだに残っているようです。
お食い初めの食器をその後も使いたい!形式にとらわれない考え方も!
このお食い初めの儀式ですが、現在はだいぶカジュアルなものになってきていて、昔の形式にとらわれてこだわる必要性はないとも言われています。
実際、漆の器はしっかりと手入れをすれば長く使えるものです。
ですが、なかなか一般のご家庭では使いづらいという人も居て、そういう方はお食い初めの儀式の時にもそのまま普段使えるようなプラスチック製の赤ちゃん用の食器や箸を用意するという方も居ます。
他にも、食器やお箸を贈ってもらうのではなく、お祝い金としてお金を頂いて両親が気に入ったものを変えるようにするというケースも増えてきているようです。
全ての食器やお箸を用意してしっかりと昔ながらの儀式を執り行うというのも一つの手段としてあります。
なので、ご自身がやりたい形で行うのが一番いいと思いますので、ご家族とも相談して一番いい形でお食い初めを行ってください!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お子さんにとって、そしてご家族にとって一大イベントであるお食い初め。
しっかりと相談して一番ご家族にとっていい形で執り行えるように準備していきましょう!