お彼岸のお供えの代わりにお金でもいい?いくら包んだらいいの?

彼岸といえば、お墓まいりをしたり仏壇のある家を訪問して手を合わせる風習がありますよね。

しかしお供え物を持参しようにも、故人の好みも先方の好みも分からず、何を選んでいいのかわからないと困ったことはありませんか?

「お供えは品物ではなくお金でも失礼にならない?」

「いくら包んだらいいの?」

お彼岸の香典について調べてみました。

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お彼岸にお金をお供えするときのマナーとは?包む金額について

彼岸とは仏教用語で、意味は「仏道に精進し、煩悩を脱し、涅槃に達した境地」とされています。

つまり、煩悩のない悟りに達した世界、極楽浄土を意味しています。

日本では3月の春分の日を「中日」として前後3日、9月の秋分の日を「中日」として前後3日を指し、お墓参りをしたり仏壇にお供えものをする習慣があります。

お供えには、故人が好きだったものや、先方の家族が好きなものなどいろいろ選択肢はありますが、決まりは無いとされています。

しかし、持参した家に手間をとらせてしまうものや、仏事なのにあまり華美なギフトなどは配慮に欠けるため気をつけましょう。

訪問先の好みが分からず、何を持参したらいいのか分からない場合には、お金をお供えしても問題ではありません。

お金をお供えする時のマナー

注意が必要なのは「金額」です。

冠婚葬祭でお金を包む場合には「偶数ではなく奇数」といわれています。

偶数は「割り切れる」とされ、慶事でも弔事ともに避けられています。

「9」は奇数ですが、「苦」を連想させますのでこれも避けるのがマナーです。

弔事は不意に訪れるものなので、新札を包むと「あらかじめ用意していた」という印象を与え、失礼になります。

お彼岸にお金を供える香典袋とは?お供えの相場をご紹介

お供えする物を用意できなかったり、何を選んでいいのか分からない場合には、お金をお供えするのもマナー違反ではありません。

お金を包む袋の種類

お金を不祝儀袋に入れてお供えします。

不祝儀袋は、「御仏前」・「御供」・「御花料」・「御玉串代」のいずれかを選びましょう。

宗派によって異なる場合もあります。

彼岸の香典の相場

①初彼岸で法要をする場合

故人と親戚筋にあたり、近しい場合には1万円・3万円が相場となります。

血縁関係がなく、友人・同僚などの場合は5千円〜1万円ほどです。

②法要がなく、仏壇に備える場合

果物やお菓子など、品物でお供えする場合、大体3千円〜5千円ほどのものを選ぶことが多いです。

金額も、開きはなく3千円〜5千円となります。

香典と品物と合わせて供える場合には、合わせて5千円くらいになるようにして品物を選ぶといいでしょう。

まとめ

お彼岸に何を供えていいのか分からない場合には、お金を包み香典として渡すのもアリです。

それ自体は失礼にはあたりませんが、金額や最低限のマナーには注意してお金を包みましょう。

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