新生児が思い通りに寝てくれなくて、困っているパパ、ママは多いと思います。
これは始めて体験する子育ての大変さですよね。
今回は、新生児が寝てくれない原因と対策をお話します。
新生児が夜寝ないでなく原因とは?ぐずるときの対処法をご紹介!
新生児がぐずり、授乳してもミルクを飲んでも寝ない。
抱っこしても寝ない。
おむつを換えても寝ない。
子供は泣くことが仕事と言われていますが、これでは子育ての大変さを痛感してしまいますよね。
新生児は「レム睡眠(浅い眠り」が多く、少しの刺激で目を覚ましてしまいます。
また、視力がまだ発達していなくて、脳も未熟なため、昼夜の区別がうまく出来ず、昼と夜が逆転してしまうことが多いのです。
そのため、昼に寝て夜に起きてしまう、といった現象が起きてしまいます。
そんな時は、まずは赤ちゃんの生活習慣を整えてリズムを作ってあげてください。
例えば、昼寝の時間を決めたり、夕方から夜の時間帯に起こしてあげたりすると良いと思います。
では、新生児が夜泣いてぐずる他の原因と対策を見てみましょう。
・寝る環境が合わない
新生児はまだ生まれたばかり。
ママのお腹の「外の世界」に、まだ慣れていません。
ちょっとしたことが刺激になっている場合があります。
- 明るすぎる。
- テレビなどの音が大きすぎる。
- 匂いがきつい。など、
原因は色々考えられますので原因を探って環境を色々変えてみてくださいね。
・気温に左右されている
新生児は特に、体温が外気温に左右されやすいので注意が必要です。
また、お漏らしをして濡れたおむつをつけていると体が冷えてしまう場合もあります。
濡れたおむつはこまめに取り換えて、適切な気温を保ち、不快感をなくしてあげましょう。
・ゲップが出なくてお腹が張っている
ゲップが出ないと苦しくなりますよね。
胸が苦しくて不快なため、泣いている場合があります。
授乳後にゲップが出たかどうか、確認することが必要です。
・便秘
便秘は大人でもつらいもの。
お腹が苦しくて不快なために泣いていることがあります。
・体調が悪い
赤ちゃんは、体調がすぐれずに泣いている場合もあります。
熱を測るなどして、様子を見てあげてくださいね。
新生児の平熱は高めですので、普段から熱を測り、平熱を知っておくことも必要です。
・不安定な気持ち
ちょっと不安だったり、寂しかったり。
そんな時に新生児が泣くこともあります。
抱っこしてあげたりして、ママのやさしさで包んであげてくださいね。
新生児が夜寝ないで泣くときの注意点!病気が隠れていることも!
新生児が寝ないで泣くばかり。
そんな時は、新生児の様子を観察し、次のような異変があればすぐに小児科へ連れて行ってください。
- ぐったりして不機嫌。唇が渇いている
脱水の可能性があります。
- 足の付け根が腫れている
鼠経ヘルニアや脱調の可能性があります。
- 便や嘔吐物に血が混じっている
消化管の疾患の可能性があります。
- 顔色が青白く、激しく泣き、嘔吐や血便もある
腸重積の可能性があります。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんがなかなか寝てくれなくてママがイライラしていると、赤ちゃんに気持ちが伝わってしまいます。
それがまた新生児が寝ない原因となってしまうこともあるのです。
新生児の体調には常に注意を払い、多少の寝つきの悪さは寛大な気持ちで受け入れてあげてくださいね。