弓道審査の実技での行射の要領とは?また持ち物もご紹介!

弓道審査は初めての人はもちろんのこと数回受けたことのある人でも、普段と違った雰囲気で緊張すると思います。

どんな時にも堂々とできるように日頃から行射の練習に取り組み身体で覚えておきましょう。

今回はそんな行射の要領をご紹介。

また忘れ物がないように持ち物なども合わせてご紹介したいと思います。

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弓道審査の実技とは?行射の要領を解説!

弓道審査の実技では座射が基本です。

けがなどで跪坐ができない場合は立射で行うこともできます。

次に実技での行射の要領を解説したいと思います。

こちらは5人立ちの場合になります。

1本目の矢(甲矢)

  • 1番目の人

自分のタイミングで行います。

  • 2番目の人

1番目の人の胴造りが終わるタイミングで立ち、1番目の人の弦音(つるおと:矢を射た時に弓の弦がなる音のこと)が聞こえたタイミングで行います。

  • 3番目の人

1番目の人の弦音が聞こえたタイミングで立ち、2番目の人の弦音が聞こえたタイミングで行います。

  • 4番目の人

2番目の人の弦音が聞こえたタイミングで立ち、3番目の人の弦音が聞こえたタイミングで行います。

  • 5番目の人

3番目の人の弦音が聞こえたタイミングで立ち、4番目の人の弦音が聞こえたタイミングで行います。

2本目の矢(乙矢)

  • 1番目の人

4番目の人の弦音が聞こえたタイミングで弓の準備。

5番目の人の弦音が聞こえたタイミングで立ち、間を入れずに行います。

  • 2番目の人

1番目の人と同様に4番目の人の弦音が聞こえたタイミングで弓の準備。

1番目の人の胴造りが終わるタイミングで立ち、1番目の人の弦音が聞こえたタイミングで行います。

  • 3番目の人

こちらも1、2番目の人と同様に4番目の人の弦音が聞こえたタイミングで弓の準備。

1番目の人の弦音が聞こえたタイミングで立ち、2番目の人の弦音が聞こえたタイミングで行います。

  • 4番目の人
  • 5番目の人の弦音が聞こえたタイミングで弓の準備。

2番目の人の弦音が聞こえたタイミングで立ち、3番目の人の弦音が聞こえたタイミングで行います。

  • 5番目の人

矢を射たタイミングで次の矢の準備。

3番目の人の弦音が聞こえたタイミングで立ち、4番目の人の弦音が聞こえたタイミングで行います。

※人数によっては4人や3人になる時があります。

その時は要領が変わってくるので注意しましょう。

弓道審査での持ち物とは?忘れ物がないようにチェックしよう!

審査では持ち物の貸し出しがありません。

そのため、忘れ物がないように入念にチェックするようにしましょう。

弓・弦・替え弦・弦巻・矢・替矢・かけ・下かけ・袴・道着・帯・足袋。

女性の場合は胸当て・ヘアゴム。

必要なら筆粉・ギリ粉。

筆記試験がある場合は筆記用具

また登録料を支払うためのお金。

級位や段位によって登録料が違うので確認が必要です。

もし登録料を支払わないと、合格したのに段位級位は認めてもらえないので注意しましょう。

まとめ

今回は弓道審査での行射での要領を解説しました。

しかし審査では体配にも気をつけなければなりません。

入退場なども含めて一連の動作まで厳しくチェックされるため日頃から行射だけでなく入退場の作法なども練習するように心掛けておきましょう。

最後にもう一度言わせていただきますが、当日は持ち物の貸し出しがないため前日にしっかりと確認するようにしましょう。

頑張ってくださいね。

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