イップスとは精神的なものにより、今まで出来ていた動きが出来なくなることを言います。
卓球におけるサーブイップスとは筋肉がこわばり、サーブを繰り出すときの動作が突然出来なくなることです。
サーブイップスにかかり、選手生命をも奪われることもあります。
どんな人がなるのか?
治し方があるのか?調べてみました。
卓球・ゴルフ・テニスなどイップスは存在します。
イップスは卓球のサーブイップスだけではありません。
多種多様なスポーツ・または音楽にも存在します。
イップスの語源は1930年頃にトミー・アーマーとうプロゴルファーがこれにより、引退したことで有名になった病気です。
スポーツにおいては無意識かでできていた、動作(ゴルフならドライバーで打つ・テニスならサーブ・野球ならボールを打つなど)がどうのようにやってよいのか突然わからなくなります。
ドライバーをどう振ってよいのか分からない、テニスでサーブが決まらなくなるなど、無意識下で行っていたことに発生することが多いようです。
音楽においてのイップスはプロのピアニストで指が突然動かなくなり演奏できない、歌手が歌を歌うときだけ声が出なくなるなどがあります。
かかる人の多くは優しく、生真面目で責任感がある人だといわれています。
以前、テレビで卓球選手の水谷選手がどうしても勝てなかった選手として坂本選手の名前がでていました。
坂本選手もサーブイップスにかかり、選手を続けられなかった一人だそうです。
卓球のサーブイップスとはサーブを打つまでの一連の動作がわからなくなり、サーブを繰り出せなくなることです。
体が動かなくなり、どうしたらいいのか手順も何もかもが分からなくなるそうです。
精神の問題とされていますが、これだという原因はわかっていません。
発症した選手もなぜ、なったのか悩み、それによりもっと症状が酷くなっていくようです。
卓球はサーブの種類が多く、これが余計混乱をきたすので、卓球でのイップスはサーブが一番多いです。
卓球のサーブイップスの治し方!
どのような、治療方法があるのか、調べてみました。
どれが合うかは本人次第になりますが、治ればこれほど、うれしいことはないですね!
- サーブの順番を意識する
無意識かに発生することの多いイップスなので、動作の一つ一つを意識しながら行うことで、改善する。
- 出来るサーブを練習する
無理に出来ないサーブを使わずにすることで、心が楽になり改善する。
- すべての動作を一からやり直す
「初心忘るべからず」サーブ以外の動作にたいしても、基礎から一度やり直すことで、改善する。
- リラックスすること、失敗しても良いと思うこと
筋肉の緊張がほぐれて、無駄なこわばりがなくなり改善する。
- 卓球をやらない・休むこと
やれば、やるほど追い込まれることがあるので、ここで一息。
やらないという決断も必要。
まとめ
どのスポーツ・分野においても、イップスは存在しています。
特に卓球のサーブイップスはサーブの種類が多いため、かかりやすいです。
サーブミスの多い人がいた時などはイップスにかかっているかもと考えてもおかしくないかもしれません。
それぐらい、サーブイップスは卓球をやっているひとにとっては身近なものだと考えられます。
精神や心の病気は「心の風邪」といわれ方をします。
心の風邪ですから、風邪と一緒です。
心を休めて、リラックスすることが一番初めにやる治療としては良いと私は思います。
克服し、試合で勝てるようになった選手は根気強くイップスと向き合ってきた人だと思います。
治らなくても治っても、卓球を楽しめればよいのかもしれません。