婚約指輪を頂いたときはドキドキし、そして嬉しくなるものです。
そのときは全ての景色がバラ色に見えるかもしれません。
カップルの年齢によっても買える金額が違ってきます。
カップルを幸せにしてくれる婚約指輪ですが、相場はどのぐらいなのでしょうか?
「婚約指輪は給料3か月分」と言う言葉を耳にしたことがあると思います。
本当にその金額が相場でしょうか?
贈る方も頂く方も金額は気になるものです。
ましてやこれから結婚をして、二人でお金を共有して生活していくのですから、お金については気になるのではないでしょうか?
実際の婚約指輪の相場は給料1ヶ月分!
婚約指輪は古代ローマ時代からあったものだそうです。
妻に忠誠を誓うために贈る「鉄の輪」の意味が色濃くありました。
中世ヨーロッパでも経済的に痛い高価な指輪を夫から妻に贈ることで、犠牲を払い妻に忠誠を誓うという・・・なんともロマンチックでもなんでもないものでした。
「鉄の輪」なんて、拘束されるというイメージです。
現在の幸せのイメージの高い婚約指輪のほうが幸せになれる気がします。
耳にしたことある、「婚約指輪は給料3ヶ月分」はダイヤモンドの会社が流したCMのフレーズです。
昔は、婚約指輪はありませんでしたが1960年頃から結納品の中に婚約指輪が入ってきました。
当時の男性の平均給料は10万円といわれていますので、30万円が婚約指輪の相場だったということになります。
ローマや中世ヨーロッパでの「経済的な犠牲を払い・・・」ではないですが、30万とは相当な経済的な犠牲のように思えます。
平均給料を知らないとしても、「給料3か月分」とはとても高価なものだといえるのではないでしょうか?
現在でも3ヶ月分が相場といえば、違うようです。
もし、3か月分の婚約指輪を買うとすると、
25歳~30歳の平均給料 383,400円 × 3ヶ月 = 1,150,200円
30歳~34歳の平均給料 450,700円 × 3ヶ月 = 1,352,100円
100万円超えとは大変高価な指輪が贈れるのではないでしょうか?
安い車なら買えてしまう金額です。
調べてみると、現在は249,000円~365,000円が相場のようです。
給料で考えると1ヶ月分くらいでしょうか?
婚約指輪自体は10万円台からあるようです。
女性が実際に欲しいと思っている婚約指輪の金額は10万以下が50%以上を占めているそうです。
女性は金額ではなく、自分のことを考えながら、選んでくれた男性の気持ちが大事なのかもしれません。
金額=気持ちではないということですね。
婚約指輪と結婚指輪のペアの相場は?
・婚約指輪
24歳以下 252,000円
25~29歳 369,000円
30~34歳 391,000円・
35歳以上 390,000円
・結婚指輪
24歳以下 219,000円
25~29歳 255,000円
30~34歳 251,000円
35歳以上 238,000円
結婚指輪は男性が平均114,000円・女性が平均135,000円のようです。
金額を比較すると結婚指輪のほうが2本買いますが、安い傾向にあるようです。
現在は婚約指輪を買わずに、結婚指輪を豪勢にするカップルも増えています。
結婚指輪は97%のカップルが購入します。
婚約指輪は男性が買いますが、結婚指輪は折半で買うことが多いようです。
婚約指輪はたいてい男性が女性のことを思いながら、買いますが、結婚指輪はこれからの結婚の証として、協同で考えて選んで買います。
結婚するにあたりの始めての協同作業になりますね。
結婚指輪はダイヤモンドをあしらったものが多いようです。
ダイヤモンドには硬くて丈夫であることから、硬い絆・永遠の絆を意味し、これからの二人の永遠を誓う石としてはとても最適なものなのかもしれません。
ダイヤモンドが主流のような婚約指輪ですが、女性でダイヤモンドが良いというかたは4割しかいないそうです。
昔と違い、ダイヤモンドでなくても気持ちが嬉しいと思う女性が多いのかなと感じます。
結婚指輪を選ぶときに重要視されているのはデザインです。
毎日、付けるものですので、デザインは重要なのだと思います。
デザインや付ける石によって、購入価格の幅は広がってきます。
自分たちに合ったもので、一生付けても良いと思うものに出会えると嬉しいです。
まとめ
婚約指輪や結婚指輪は結婚を考えている人にとってはとても大切なものです。
特に婚約指輪は、金額には迷ってしまいます。高額だと気持ちがこもっていると思われるか?低額だと気持ちがこもってないと思われてしまうのか?と悩んでしまいます。
ここで相場は分かりましたが、相場以上にその指輪に気持ちがこもっているかが重要なように思われます。
付き合っている女性がどういうタイプかにもよりますが、一番は気持ちではないでしょうか?
結婚指輪もお互いが納得するものが購入できたら、それが一番すばらしいことだと思います。