口臭や歯垢、虫歯って気になりますよね。
しかし、クリーニングのため毎週、毎月のように歯医者さんに通うのは難しいかと思います。
そんな悩みを抱えたみなさま、重曹うがいでホワイトニングできるって知ってましたか?
こちらでは、重曹うがいの仕方、注意点などをお伝えしていきたいと思います。
重曹でうがいするなら濃度は絶対に気をつけて!
そもそもなぜ重曹うがいでホワイトニングや口臭予防が出来るのでしょうか?
重曹は別名炭酸水素ナトリウムという物質で、研磨力や弱アルカリ性の作用を持っています。
重曹には研磨力で歯の汚れを落とし、食事をして酸性になった口の中を弱アルカリ性の力で中和させることで口臭、虫歯の予防に効果があると言われているのです。
なので重曹うがいがホワイトニングや口臭・虫歯予防に良いとオススメされているのでしょう。
重曹ってお掃除に使ったり、調理に使ったりするイメージが強いので、こんな効果まで持っているなんて驚きですよね。
ではさっそく重曹うがいの作り方、やり方をご紹介していきます。
作り方としては、食用の重曹(小さじ1)、水道水(500ml)をただ混ぜるだけ、簡単ですよね。
こちらは1週間ほど保存する事ができますので、ペットボトルなどに入れて冷蔵庫で保管するようにしてください。
あとは、食後や歯磨き後に口に含んでくちゅくちゅとうがいするだけです。
難しいことはありませんので、歯磨きと一緒に手軽に行えるのがいいですよね。
ただいくつか注意点があり、まず重曹の量を多くし過ぎてしまうと刺激が強いため口の中で炎症を起こしてしまう可能性があります。
量を多くしても効果は変わりませんので、濃度はきちんと守る様にしてください。
また、重曹にはおおよそ7割の塩が含まれています。
誤って飲んでしまったり、沢山うがいをしすぎたりしてしまうと塩分過多になってしまう恐れがあります。
うがいは1日1回程度に止め、塩分の制限をされている方やお子様お年寄りの方は気をつけるようにしましょう。
重曹でうがいしたらこんなことに…危険性を分かりやすく解説!
さて、重曹うがいっていいことだらけ!と思われた方もいらっしゃるかと思います。、
しかし、使い方を間違えてしまうとせっかくの口内環境が悪化してしまうこともあるのです。
こちらでは、その危険性についてお話していきたいと思います。
まずは重曹の研磨力、主婦の方はよくお掃除に使われていてご存知かと思いますが、重曹は色々な所をピカピカに磨いてくれます。
これを歯でも同様に行ってしまうと歯の表面にあるエナメル質を削ってしまいます。
なので、歯の中の象牙質が出てきて黄ばんでいるように見えたり、汚れが付きやすくなったりしてしまうことがあるのです。
また、知覚過敏などの症状が出てしまうこともあります。
直接重曹でごしごしこすったり、1日に何度もうがいをしたりするのは控える様にしましょう。
次にお伝えしたいのは弱アルカリ性ということです。
口の中が中和されればいいのですが、逆にアルカリ性に傾いてしまうといくつかの症状がおこってきてしまいます。
先ほどもお伝えしましたが、重曹には沢山の塩分が含まれています。
この塩分つまりはアルカリ性が口の中で多くなってしまうと塩分過多になったり、口の中の粘膜に強いダメージを与えてしまったりします。
必ず濃度や使用回数は守る様にしてください。
さらに加えて、口の中でアルカリ性が多くなってしまうと歯石が付着してしまい、虫歯や歯周病の原因となる細菌が繁殖しやすくなってしまいます。
せっかく虫歯予防のために行っても虫歯になってしまっては意味がないので気をつけたいですね。
まとめ
重曹うがいについてお分かりいただけたでしょうか?
いくつか危険性はありましたが、きちんとルールを守れば安全にお使い頂けるかと思います。
いつまでも元気で健康な口内環境であるためにも、一度お試しされてみてはいかがでしょうか。