家に仏壇もないし、お線香をあげるのは、たまの帰省やお墓参りだけ…
普段お線香とは縁がない生活をしていると、いざ必要になったときに意外と悩んでしまいます。
- 余ってしまったらどうすればいいの?
- どこで買えばいいの?
- どうやって火をつければいいの?
こちらでは、そんなお線香にまつわる疑問にお答えします!
余ったお線香を長持ちさせる!保管方法のポイントは?
買ってみたはいいものの、使い切れなくて余ってしまった…。
捨てるのはもったいないし、できれば次回も使いたいですよね。
お線香に使用期限はありません。
もちろん開けたときから変色や香りの劣化は進みますが、保管状態がよければしばらくおいても、また使うことができます。
長期保管で気を付けるポイント
・湿度
お線香が湿ってしまうと火がつかなくなってしまいます。
湿気はカビのもとにもなるので要注意です。
・直射日光
強い日差しを浴びると色や香りが変質し、ボロボロになって崩れてしまうこともあります。
デリケートな性質のものなので、湿度、温度、日光に弱いのです。
ベストな保管方法
湿度と直射日光からお線香を守るためにベストな方法がこちら。
・ジッパー付のビニール袋に入れ、蓋つきの金属容器(缶など)や桐箱の中で常温保存。
ちなみに、冷暗所ならばっちりでしょ!と考えて冷蔵庫に入れるのはNG。
冷蔵庫の中は意外と湿度も高く、また他の食品の匂いが移ることがありますので避けましょう。
お線香はどこで買う?どこが便利?
家庭用のお線香であれば次のような場所で意外と手軽に買えてしまいます。
仏具屋・ホームセンター・ドラッグストア・スーパー・コンビニ・百円ショップ・ネットショップ
もしご進物として購入するのであれば、質の高いものが揃っているところを選びましょう。
仏具屋・デパート・ネットショップ
今は日常使いのものもご進物用のものも、ネットショップで気軽に買うことができるので、まずはどんなものがあるのかチェックしてみてもいいかもしれません。
どこにつける?お線香の火の付け方とは?
お線香は火の付け方にもマナーがあります。
・まずはろうそくに火を灯す
・ろうそくからお線香に火を移す
※直接着火マンやマッチからお線香に火をつけるのはNG
※ろうそくが2本ある場合には、必ず右側のろうそくから火を移す
・点けた火を消すときは手で風を煽いで消す
※口から息を吹きかけて消すのは絶対にNG
なお、お墓参りのときは例外の対応が必要になります。
お墓は屋外にあることが多いため、天候によって火が付かなかったり、すぐに消えてしまうことがあるからです。
お墓参りのときは屋外専用のお線香用着火器を使用するか、お線香に火を灯さずお供えをしましょう。
まとめ
お線香のあれこれも、知ってさえすればずっと身近になりますよね。
急な法要や弔問、お墓参りの際にも余裕の対応ができそうです。