新入社員が入ってきて、初めて部下や後輩が出来たという人も多いと思います。
そんな彼らが仕事でミスをしてしまい落ち込んでいるときに先輩として、上司としてどんな言葉をかけていいか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
今回は、そんな部下や後輩への励まし方と注意点をご紹介します!
仕事でのミスが目立つ…連続して失敗する部下にはこう言え!
仕事にも慣れてきたはずのこの時期、仕事でのミスが続く部下がいるとき、あなたはどうしていますか?
「なんでこんなことも出来ないんだ!」とか「何回言えばわかるんだ!」と頭ごなしに怒ってしまったりしていませんか?
確かに冷静に行えば何事も問題なく行える業務だったりすると、そう思ってしまうのも無理はありません。
しかし、相手はまだ若かったり、社会経験もそんなになかったりする人が多いのです。
1、2ヶ月で全てこなせるようになるとは決して思わないようにしましょう。
それにしてもミスが多い!と思う方は、一度その部下とゆっくり話してみることをオススメします。
その時に気をつけなければいけないのは、相手の気持ちを尊重することです。
全て尊重しろとは言いませんが、相手も人間。
考え方は人それぞれなので、根本の考え方や仕事への思いをしっかりと聞き、受け入れてあげましょう。
業務時間外や休憩の時などに「最近少しミスが続いているけれど、何か困っていることや心配なことがある?」と部下の気持ちを聞いてあげましょう。
最初は言いづらそうにしているかもしれません。
ですが、私はあなたのことを気にかけていますという気持ちを相手に伝えてあげてください。
もしかしたら、部下は正直な気持ちを誰に相談していいのかもわからない状態なのかもしれません。
そして、気持ちを話してくれたらまずは受け入れましょう。
そこで「それはお前が悪い」などと言ってしまっては、部下はさらに萎縮してしまいます。
その後もミスが増えてしまう可能性があります。
「そう思っていたのか。じゃあこうしたらどうだ?」など解決策を提案してみましょう。
また、「気づかなくて悪かった、困ったらいつでも聞いて」と気持ちを汲んで頼れる環境を作ってあげましょう。
その上で、聞き終わったそのあとに「これから頑張れ」と伝えてあげましょう。
そうすれば、部下は一生懸命話を聞いてくれた信頼できる上司としてあなたを認識します。
それで、心配事も少しは無くなり、しっかりと仕事に取り組むことができるでしょう。
本当に反省してる?仕事のミスで退職すると言い出す部下の本音は?
仕事のミスが原因で「辞めます」と言い出す部下もいると思います。
そういう人は完璧主義者が多いと聞きます。
自分のミスのせいで他の人や上司、先輩に迷惑をかけたと必要以上に悩み苦しんでいるのです。
他人のせいには一切しない、責任感の強いタイプとも言えます。
なので、上司や先輩の立場からしてしっかりとフォローをすることが大切です。
職場の環境や人間関係が良くなく、他人からいつまでもミスを責められてしまうことが原因で辞めたいと思っている人もいるかもしれません。
ミスの原因をしっかりと聞き出し、次失敗しないように頑張ろうとフォローすることをオススメします。
そうすれば、完璧主義の人であれば、次こそはちゃんと業務をこなそうと思い、頑張ってくれるはずです。
最初は誰もが失敗します。
そしてそこで学び次に活かすことができる人なのです。
せっかくのチャンスを無駄にせず、しっかりとフォローし、必要以上に気にさせないように配慮すれば、いつか頼れる存在へと成長するでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
参考になれば嬉しいです。
仕事のミスは誰もが通る最初のステップです。
そこでどれだけ上司としてフォローし、育てることができるかはあなたの腕にかかっています。
部下が前向きな気持ちで業務に取り組めるようにすることです。
それによって職場の雰囲気も良くなり、円滑なコミュニケーションも取れるようになり、仕事の効率も良くなっていくでしょう。