洋装が多くなってきた現代では着物を着る機会も少なくなってきましたね。
ですが、子供が生まれるとお宮参りで着物を着ることもあると思います。
そんな時に困るのが着物の保管方法です。
正しい保管方法を知らないと、いつのまにかシミや汚れが出来てしまうこともあります。
この記事では着物の保管方法について書いていきます。
お宮参りの後の着物はどうする!?汚れがなければ陰干しでOK!
着物の最大の敵は「湿気」です。
湿気の多いところに保管をしてしまうとカビが生えたり、着物を傷めてしまう可能性があります。
着物を着た後は、陰干しで構わないので、天気の良い乾燥した日に干しましょう。
以下に着物を保管する時のポイントを挙げていきます。
・「たとう紙」に包む
着物を保管する時は「たとう紙」に包みましょう。
安価なものもあり、最近では100円ショップでも購入できます。
年に1回くらいは取り替えることをおすすめします。
・着物は積み重ねすぎないように!
着物を積み重ねすぎると、その重みでしわや型崩れします。
5枚以上重ねることはないようにしましょう。
・乾燥剤・防虫剤は1種類のみに!
乾燥剤や防虫剤を使用することは問題ありません。
ですが、数種類を同時に使用すると化学反応を起こし、着物にシミが出来る場合があります。
使用するのであれば1種類に留めておきましょう。
・できれば桐ダンスに収納する
桐ダンスは湿気を寄せ付けなくて、長期間保管する場合などは最適です。
桐ダンスは高くて用意できない場合は、最低でも衣類用収納ケースは用意しましょう。
お宮参りの着物にシミや汚れが!クリーニングの料金はどれくらい?
最近では自宅の洗濯機でも洗える着物もあります。
ですが、基本的にはクリーニングに出すほうがいいでしょう。
着物を洗うには専門的な知識が必要で、専門業者に依頼したほうが着物も長持ちします。
クリーニングの費用は、生地の種類やお店、洗い方によっても値段が大きく異なります。
一概には言えませんが、5000円~12000円くらいが相場になります。
最近では店舗型ではなく、宅配で着物をクリーニングしてくれるサービスも登場し始めました。
宅配の場合、店舗に出すよりも割安になることが多いようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
保管方法が難しそうな着物ですが、ちょっとしたことだけ気を付ければ難しいことはありません。
きちんと保管しておけば、いつまでも綺麗に着物を着ることができるでしょう。