急な災害に備えて、多くのマンションが防災訓練を定期的に実施しています。
しかし単調な訓練では住人は集まらないので、各マンションで工夫をしているようです。
訓練にはもちろん目的があって、その地域の地形や気候で想定できる災害が変わってきます。
また、マンションに備え付けの防災品がどこに保管されどう使うのか知っておく必要がありますよね。
いざというとき住人同士が助け合って避難できるように、できるだけ多くの住人の参加が望まれるのです。
マンションの防災訓練参加者を増やす!参加したくなる事例とは?
注目されやすいのは何といっても体験型の訓練でしょう。
非常ベルの操作や消火器を使った実際の鎮火訓練。
他にバルコニー隔板の蹴り破り体験やはしご車を使った高所救出の体験などが行われています。
実際に体験することで、災害時にどう対応したらいいのかイメージをより具体的に養えるのが好評のようです。
子どもにも興味を持ってもらえるように、防災訓練のプログラムにビンゴ大会やクイズ大会を組んだ事例もあります。
予算に応じて簡単な景品を添えるとさらに参加率が上がるようです。
子どもを飽きさせず、家族で参加できるということがポイントになります。
気を引き締めて生活できるようになる?防災訓練後のスピーチは重要!
スピーチする際は、訓練の内容は予めわかっているので、話す順序を箇条書きでまとめて整理しておきましょう。
特に出だしの内容に力を入れておけば、あとのスピーチもうまくまとまります。
・スピーチがプログラムの序盤
今日行う訓練の内容と目的、何を知ってほしいのかを簡潔に伝えるといいでしょう。
・スピーチがプログラムの最後
まず、質疑応答、実際の災害時の一例、マンションで生活するうえでの注意喚起を話します。
最後に、今日の訓練内容の統括を述べます。
訓練が有意義なものになるかどうかはスピーチひとつで変わることがあります。
事前にスピーチの準備をしてから臨まれるといいですね。
まとめ
最近のマンションでは備え付けの災害器具のほかに、非常食や防災用品を備蓄するところが増えています。
こういったものは日頃から防災訓練に参加していないとわからないことですよね。
参加することで防災に関する知識や意識が高まると同時に、住民同士の親睦が深まるきっかけにもなります。
面倒くさがらず、少しでも興味を持って積極的に参加してほしいと思います。