災害というのはいつ起きるか全く予想ができません
備えあれば患いなしといいいます。
万が一に備えて準備している家庭とそうでない家庭では命の保障の差は歴然だと思います。
今や防災意識は家庭から高める時代といえるでしょう。
あなたのご家庭では防災対策はばっちりされているでしょうか?
様々な災害に備えて準備しておこう!防災訓練時のシナリオとは?
災害が発生したときの一連の流れを把握しておくことはとても重要です。
単に近くの避難所に逃げることだけ家族で確認していても、合流できないことも充分あります。
そうなった場合の安否の確認などさまざまな問題も出てきます。
ここでは一例として、災害時にとるべき行動を順々に説明していこうと思います。
・避難場所の確認
まず、自宅から近隣の避難所がどこにあるのか確認しておきましょう。
住む地区で自治体から指定されている場所があると思います。
日頃から回覧板や近所の掲示物に目を通しておいてください。
・避難する
携帯電話と財布、防災グッズを持って避難します。
保護者は子どもに防災グッズをどこに保管しているか予め教えておきましょう。
また、別々の場所に家族がいる場合も想定して、安否確認の方法を知っておきましょう。
災害時は特に回線がつながりにくいため連絡がつきにくいです。
こんなとき、災害用伝言ダイヤルというのをご存知でしょうか?
局番はなく、「171」に電話をかけると伝言を録音することができます。
自分の電話番号を知った人であればその伝言を再生できるためとても便利です。
地域や企業と連携した訓練もある!ユニークな防災訓練をご紹介!
9月1日は「防災の日」と定められていまっす。
9月に防災訓練を行う学校や企業、自治体は多いのではないでしょうか。
今では防災意識を高めるために訓練の内容も工夫されています。
例えば、ある地域では、地震体験車を訓練に導入しています。
リビングで震度5~6弱の揺れを体験するというものです。
体験者は「思った以上の揺れ。机が固定されていなければとても座っていられない。」と述べていたそう。
また、倒壊した建物から人を救出する救出救護訓練も行っています。
救急隊の助けをただ待つのではなく、自助精神と知識を養う必要があるというわけです。
力のない人でも対応できる「てこの原理」を利用した救出方法など、プロならではのスキルを知ることができます。
まとめ
災害時は、まずは自分の身を守ることが最優先です。
次に周囲と助け合い、最後は公的団体による公助というステップで被災を軽減していきます。
私たちは無意識に最後の公助に頼りになりがちです。
ですが、本来自分の命を守れるのは自分だけです。
防災を人任せにするのではなく、日頃から各家庭で災害対策の意識を養う必要があるのです。
今では一般参加者を対象にした訓練も多岐にわたります。
大人だけが一所懸命になるのではなく子どもも直に学んで、全員で防災意識を持てたらと思います。