宅建を独学で勉強するのは難しい?どうすれば合格できる?

宅建とは、「宅地建物取引士(旧・宅地建物取引主任者)」の略で国家資格です。

不動産取引法務の専門家で、不動産の賃貸や売買など不動産取引で必要となります。

事務所1つに対して従事者5人中1人設置しなければならないので、不動産業界では必要不可欠な資格です。

難易度は普通といわれていますが、合格率は例年15~17%程度となっています。

受験する人も様々で、不動産業界とは関係のない人も多く受験しますし、難易度を甘く見て大した準備もしないで受験する人もいるので、合格率より正解率7割以上と考えた方が良いでしょう。

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宅建は独学でも合格できる!確保したい勉強時間ややり方とは?

勉強法を誤らなければ独学でも合格できます。

ただし、勉強時間の確保は必須です。

一般的に250時間~350時間必要といわれていますが、民法などの基礎知識があるのとないのとでは大きく差があります。

400時間程度確保できれば良いですね。

また、記憶重視となりますので短期間で集中して勉強するほうが良いでしょう。

1年で400時間勉強するのと3か月で400時間勉強するのとでは大きく違います。

長期で勉強した場合、毎日の負担は少なく済みますが、最初のころに学習した内容を忘れてしまう可能性が高いです。

よほど記憶力に自信がある方でなければ、人の記憶は長期になればなるほどあいまいになり薄れていきます。

できるだけ、1日の勉強時間を多く確保して短期間での学習法をお勧めします。

毎日コツコツが大事!宅建合格に向けた独学スケジュールを立てよう!

試験科目は例年、

権利関係    14問
宅建業法    20問
法令上の制限   8問
税・その他    8問 となっています。

権利関係のメインが民法となりますが、宅建の試験で出題されるのは宅建業で必要なことに関連したものと限られており、事例問題が多くなっています。

ただ単に暗記するだけではなく、必要な条文を暗記し、かつ問題に対して考えることも必要であるため、民法が一番の難関といえます。

宅建業法は宅地建物取引業法といい、宅建業を営む上での免許制度や土地・建物の取引のルールを定めたものです。

宅建の試験の中でも最も出題率が高く、ここで点が取れないと合格する可能性が大きく下がりますので、満点を目指すつもりで勉強しましょう。

権利関係と宅建業法で全体の7割を占めていますので、集中して勉強する必要があります。

優先順位としては、1.宅建業法、2.権利関係となります。

民法は重要ですが範囲が広く、法律は得意だから自信がある!という人でない限り、そこから始めてしまうと専門用語だけで挫折してしまうことも少なくありません。

特に独学では、誰かが決めたことを進めるのではありませんので、自分で勉強時間のペース配分をしなければいけません。

自分に無理のないペースで取り組めるのは良いですが、甘くなりがちとも言えます。

最初に全体の流れをつかんだら、テキストの読み込みや過去問に取り組む、という風に勉強の段取りとかける時間を決めて、毎日コツコツ取り組むようにしましょう。

まとめ

宅建の独学での勉強法などについてご紹介しました。

国家資格であり、年齢や経験等受験の制限も特にないため、人気度が高く多種多様な人が受験します。

年1回10月に行われますので、気を引き締めて計画的に勉強を進めてくださいね。

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