バラの育て方と害虫が発生した時の対処方法

色とりどりのバラ。

とても綺麗で眺めているだけでとても嬉しくなりませんか?

癒されますよね。

そんなバラですが実際に育てるのって難しいですよね。

一生懸命に丁寧に育てていても、害虫がついてしまうことが多々あります。

害虫を発見したときのショックはとても大きいですよね。

そんな害虫ですが、発生した時にどのように対処したら良いかみなさん知っていますか?

害虫を発見した時に慌てないためにも、これから詳しくお伝えしたいと思います。

大切なバラを害虫から守ってあげましょう。

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バラにはどんな害虫がつくのか?

バラにつく害虫にはどんなものがいるのでしょうか?

害虫はバラの栄養を吸い取ってしまうのです。

害虫も生きていくためには必要なことですが、バラにとっては大迷惑な話ですよね。

それでは、どんな害虫がバラにつくのでしょうか?

カイガラムシ

バラにつく代表的な外注です。

カイガラムシがつくと、バラの養分を吸い取ってしまってパッと見ではたいしたことないかなぁと思っていても、最終的にはバラを枯死させてしまうのです。

カイガラムシには、いろんな種類のものがいます。

その中でも一番よく見るのがバラシロカイガラムシです。

幼虫は細長い形をしていて、成虫は米粒ぐらいの貝殻みたいな形をしています。

幼虫は移動するのですが、成虫は移動することができないのです。

繁殖力が強くて、ほっておくとあっという間に増えて枝が真っ白になってしまうのです。

その他には、チュウレンジハバチ、カミキリムシ、アブラムシ、バラゾウムシ、ハダニ、スリップス、ヨトウムシなど色々いるのです。

そして、お家の中で育てているか、またはお庭で育てているかによっても多少変わってきます。

チュウレンジハバチ

5月〜10月に発生

羽が黒くてお腹の部分がオレンジ色をした小さな虫で、茎に卵を産んで羽化した幼虫が葉っぱを食べてしまうのです。

気づいたら葉っぱがなくなってたなんてこともあるので気をつけてください。

コガネムシ

5月〜10月に発生

蕾や花の弁を食べてしまうのです。

地植えの場合はあまり問題がおきないけど、バラを枯死させてしまうこともあるので注意が必要です。

カミキリムシ

一年中いるのですが、特に初夏から夏にかけて株元の中に卵を産みつけてしまい、幼虫たちが茎の中を食べてしまうのです。

アブラムシ

一年中いるのですが、若葉や新芽の養分を吸ってしまうのです。

ウイルスを運んできたりするので注意が必要です。

バラゾウムシ

4月〜10月ごろに発生

黒くて口の長い虫です。

蕾のついた茎の部分や新芽に卵を産んでバラを黒く枯らしてしまうのです。

ハダニ

4月〜11月頃に発生

寒い時には発生しないです。

見つけにくいのですが、葉の裏などについてしまい樹液を吸って吸ったところが白い斑点になったり、また葉が黄色くなってしまったりします。

スリップス

5月〜11月頃に発生

体調が2〜3mmの黒や黄色の虫が、花のべんや蕾、新芽、や葉について汁を吸うのです。花をシワシワにしてしまったり、シミが残るような感じにしてしまったりします。

ヨトウムシ

5月〜10月頃に発生

土の中や葉のうらに潜んでいて、葉を食べてしまうのです。

このように様々な害虫がバラを狙っているのです。

害虫が発生した時の原因と対処法について!

もし、害虫が発生してしまったらどうしましょう。

その時に慌てないためにもこれからなぜ発生してしまうのか、原因と対処法をお知らせしますね。

バラにつく害虫たちのほとんどは樹液や木部を食べて育って行きます。

また卵を生むための場所としてバラを選ぶ虫たちもいて、葉っぱや幹を傷つけバラを弱らせてしまいます。

バラが弱ってくると余計に害虫たちがよってきてさらに栄養をとっていってしまいます。

害虫は種類よって食べる場所が変わってきます。

特に、新芽や若い葉はとても柔らかいので食べられやすいのです。

葉の裏や土の中に隠れている場合が多いです。

また、幹の中に入り込んでしまう虫もいます。

害虫駆除の対処法としては、害虫を発見したら、まずその虫を除去しなくてはいけません。

それから、またよってこないように、対策を練る必要があります。

害虫退治すには、スプレータイプの害虫駆除剤が聞きますよ。

アブラムシには、牛乳や洗剤を薄めたものが効くのです。

また、木酢液や竹酢駅などを薄めてスプレーしておくと防虫対策になりますよ。

そうすると害虫がよってこなくなります。

ただ、効果が長続きしないのでこまめにふりかける必要があります。

だいたい1〜2週間に1回のペースでスプレーしてあげてくださいね。

ペットや小さな子供がいる家庭では安心して使うことができますよ。

忌避剤を使うのも良いですが、ペットや小さなお子さんがいる場合は要注意が必要です。

また、普段から病気にならないように丈夫に育ててください。

それには、日当たりの良い場所で風通しをよくして、落ち葉や花びらをそのままにしておかないで、土も清潔にしてあげましょう。

また水や肥料をやりすぎてはいけません。

水がたくさんありすぎると根がちゃんとはれなくなり、肥料をあげすぎてしまうと、抵抗力を弱めてしまうことになってしまいます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

バラにつく害虫は色々な種類があり、発生する時期がだいたい同じです。

その時期だけ対策をするのではなくて、日頃から丈夫に育つように毎日のお手入れをしっかりしてあげてくださいね。

害虫を見つけたら素早く退治してください。

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