家庭菜園で育てた野菜やハーブを収穫し、料理に使うということに憧れたことはありませんか?
なんだかオシャレな感じがして良いですよね!
やってみたいけど、何を育てようか悩んでいるという方には唐辛子がおすすめです!
様々な料理に隠し味としても主役としても使うことができます。
そんな唐辛子ですが、室内でも育てられるのでしょうか?
見ていきましょう!
室内での唐辛子の栽培方法とは?種から育てる方法をご紹介!
種から育てるとなると、収穫まではだいたい4カ月くらいかかります。
唐辛子は寒さに弱いので、育てるにはある程度の温度が必要です。
温度が確保できる室内なら、冬でも栽培できるようです!
唐辛子の育て方
- 準備するもの
種から育てる場合は、野菜用の土、ポット、プランターもしくは鉢です。
土は自分で混ぜて作っても良いですが、初心者は野菜用の土を使うのが簡単で安心なのでおすすめです。
プランターは、最近だと部屋のインテリアとしてオシャレなものもありますよね。
唐辛子は乾燥に弱いのですが、加湿にも弱いため、水はけの良いものを用意すると良いと思います。
- 種まき
ポットに2~3粒の種をまき、その上に5㎜ほど土をかぶせます。
その後たっぷりと水をかけてあげましょう。
種まきのおすすめの時期は3月上旬~4月上旬です。
発芽に適している温度が25℃~30℃と高めなので、ポットにまき、成長してからプランターなどに植え替える方法が良いでしょう。
ポットの方が温度を保ちやすいからです。
- 間引き
本葉が1~2枚の頃に、育ちの良いものを1本選んで残し、他のものは間引きます。
- プランターもしくは鉢に定植
唐辛子は寒さに弱いため、気温が高い時期に定植するのがおすすめです。
5月以降がいいでしょう。
1株の場合は鉢に植えればいいですが、プランターに何株か植える場合は、隣の苗との間を25㎝以上あけます。
これは、苗同士の間をあけることで、風通しを良くするためと、光量が不足してしまうことを防ぐためです。
植え付けるときは、大きめの穴を掘り、根鉢を崩さないようにしながら穴にいれ、周りの土をかぶせてあげましょう。
その後水やりをします。先ほども書きましたが、唐辛子は乾燥に弱いため、土の表面が乾いたら水をあげるようにしましょう。
基本的には1日朝晩、合計2回あげます。
水をあげる時は、葉に水がかからないように根元に水をかけてください。
これは、葉が濡れて病気になるのを避けるためです。
- 支柱を立てる
唐辛子は初め、茎が細くて折れやすいため、倒れないように仮支柱を立てます。
一番花が咲いて、わき枝が伸び始めたころ、本支柱に変えます。
仮支柱を刺していた穴に、交換するように本支柱を刺せば大丈夫です。
本支柱を立てたら、茎の下から20㎝あたりを紐で軽く固定します。
これで支柱を立てる作業は完了です。
- 摘心と摘果
これは日当たりを良くするための大切な作業です。
プランターの場合は、主枝1本と一番花の下の枝2本を残します。
それ以外の一番花の下に出るわき芽は全て摘み取ります。
このとき一番果も摘み取っておきます。
これは株を弱らせないためです。
- 追肥
最初の追肥は一番果がついたタイミングで行います。
それ以降は2週間に一度行うようにしましょう。
- 収穫
唐辛子を収穫する時は手でちぎらずに、ハサミでヘタの上を切るようにします。
唐辛子の種類によって収穫のタイミングが違います。
赤唐辛子は実が赤くなったとき、青唐辛子は実が4㎝ほどの大きさに成長したときです。
葉唐辛子は2~3㎝の実がついたころ、株ごと引き抜いてその葉を摘み取ります。
唐辛子栽培初心者におすすめ!種より苗から植えたほうが失敗しない!
唐辛子は寒さに弱いため、気温が低いと種が芽を出さない可能性があるんです。
初めての場合、温度管理などが難しいため、苗から育てた方が簡単だと言われています。
せっかく準備して植えたのに、芽が出なかったら悲しいですよね。
なので、初めての方には種から育てるのではなく、苗を買ってきて育てることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
唐辛子は寒さに弱いため、冬に育てることは正直難しいです。
ですが、室内で気温を保てる状態なら、冬でも育てることができます。
初心者だと、種から育てるのは難しいかもしれませんが、ある程度慣れてくれば、料理に使った唐辛子の種をとっておいて、それをポットに植えて栽培することも可能です!
また、育てた唐辛子の種をとっておき、今度はそれを植えて栽培すれば、何度も唐辛子を育てることができて良いですよね。
収穫できればその後のお料理もいつもより楽しくなるのではないでしょうか。
皆さんも、ぜひ唐辛子を育ててみてくださいね!