肌を紫外線から守るのに欠かせない日焼け止めですが、暑い夏の時期だけ使えばいいわけではありません。
春や秋の気候の良いと季節や冬の寒い季節、曇りの日なんかも紫外線対策をしたほうが良いと言われています。
ということは、一年中日焼け止めが必要ということになりますよね。
そんな日焼け止めですが、塗り方にちょっとしたコツがあるってご存知でしたか。
コツを知っておくと、日焼け止めを塗ってたはずなのにうっかり日焼けしてたなんてことも防ぐことが出来ますよ。
焼けないためには日焼け止めの選び方が大切
日焼け止めをいざ買おうと思った時に必ず目に入るのが、SPFやPAなどの英字です。
そもそも容器に書いてあるSPF、PAは何を表しているんでしょうか。
日焼け止めの効果を表しているだろうとは思っていても意味までは分からない人も多いと思います。
私もその1人で、『SPF50』とか数字が大きいやつを買えば大丈夫だろうという感じで毎回購入していました。
SPF等について調べたので少しお話しします。
- SPF
『Sun Protection Factor』の略です。
肌が赤くなってヒリヒリしたり、シミやそばかすの原因を作る紫外線のUVBを防ぐ効果のことを言います。
SPFを表す数値は1から50で表され、それ以上は50+というように表示されます。
数が大きければ大きいほど肌のヒリヒリ等を防ぐ効果が高いです。
- PA
『Protection Grade of UVA』の略です。
肌の奥にあるコラーゲン等が壊れて、シワやたるみの原因を作る紫外線のUVAを防ぐ効果のことを言います。
PAを表す数値は、PA+からPA++++で表され、+が多いほど防ぐ効果が高いです。
炎天下で長時間過ごすのであればSPF50PA++++以上の物がいいですね。
普段の生活でしたらSPF10PA+でも大丈夫だと思います。
長時間ではないが、屋外でレジャー等を楽しむ場合はSPF30PA+++くらいが丁度いいです。
このように、シーンによっての使い分けをすることで肌への負担を減らすことができそうですね。
日焼け止めには塗るタイプやウォータープルーフ、最近ではスプレータイプなんていうものもあります。
ウォータープルーフは水や汗に強いので、海やプールに行く際に重宝しますよね。
では他のタイプはどういうシチュエーションで使うとより効果的なのでしょうか。
- クリームタイプ
一般的で多くのメーカーでもクリームタイプの日焼け止めが販売されています。
伸びがいいので、扱いやすいのが特徴です。
- ジェルタイプ
クリームタイプと同様に塗りやすく扱いやすいです。
ジェルが冷たく感じるので、暑い日等に使うと気持ちいいかもしれませんね。
- パウダータイプ
スティックタイプもあり、持ち運びにとても便利です。
塗った時にベタベタするのが苦手な人でもこれは使えそうですね。
- ローションタイプ
クリームタイプよりも水分量が多いので、化粧水や化粧下地のような軽いつけ心地です。
- スプレータイプ
自分の手では塗りにくい背中や、クリームではベタベタしすぎてしまう髪の毛等に使えます。
自分の使いやすいタイプを見つけることも大事ですね。
日焼け止めの塗り方のコツは?
では日焼け止めの塗り方についてですが、ちょっとしたコツさえ覚えていれば綺麗に塗ることが出来ます。
- 顔
まず、鼻・あご・おでこ・両方の頬の5ヶ所に適量を置きます。
指全体を使って顔に馴染ませます。
化粧下地やファンデーション等を塗る時と同様に丁寧に伸ばしてください。
更にもう一度顔全体に塗り広げます。
- 首
何ヵ所かに適量を置き、軽く広げてから下から上に向かって馴染ませます。
- 体
日焼け止めの容器から1本線を書くように直接出します。
手のひら全体を使って大きく円を描くように塗り広げます。
特に難しい動作ではないので、これを実践してうっかり日焼けをしないようにしたいですね。
次に日焼け止めを塗る時の注意点ですが、去年使って残っていた日焼け止めを使おうとしていませんか。
細菌や雑菌が増えている可能性がゼロではありません。
また開封してから時間が経ちすぎているので、品質が変化してしまっている場合があります。
なので、もったいない気持ちは分かりますが新しく買いなおしましょう。
あとは日焼け止めを塗る前にしっかりと肌の保湿をしておくことも大事です。
乾燥した状態で使うと肌トラブルの元となるので、注意しましょう。
塗り残しの多い部位は手の甲や耳!
せっかくコツをマスターしても、塗り残しがあったらもったいないですよね。
顔の部分では、まぶたや生え際、耳の後ろ等も塗り忘れがちです。
首を塗った時は首の後ろまでもきっちり塗ることが、うっかり日焼けを防ぐポイントです。
体に関しては、手の甲や足の甲膝や肘の裏側等も忘れがちな場所ですね。
また、2~3時間に1回のペースで塗り直すと効果が続くそうなので、こまめに塗り直すことを覚えておきましょう。
プールや海で泳いだ時や汗をかいたときは、、タオルドライをした後に塗りなおしましょうね。
まとめ
いかがでしたか。
塗り方1つで日焼け止めの効果を上げられると知ることが出来ました。
もったいないからと言って少なく使わず、用量を守って万全の日焼け対策をしていきたいと思いました。