親戚や友達、またはご自分に子どもに手作りのおもちゃを作ってあげるというのはどうでしょうか?
実は赤ちゃんのためのおもちゃは、ご自宅にあるものを使って簡単に作ることができます。
とくに布で作る手作りのおもちゃは、柔らかい素材なこともありとても人気があります。
そこで今回は、布で作ることができる赤ちゃん用のおもちゃの作り方についてご紹介したいと思います。
また、布だけでなくご自宅にあるものを使った赤ちゃん用のおもちゃの作り方についてもご紹介したいと思います。
布でできる?乳児用おもちゃの簡単な作り方
布で作られたおもちゃは頭にぶつかっても痛みが少なく、乳児などの小さいお子さんにも安全性が高いおもちゃです。
布ボール
布で作られたボールは赤ちゃんでもつかみやすく、当たっても痛くありません。
そのため赤ちゃんにはぴったりのおもちゃの1つです。
ここでご紹介するのはユニークな形のおもちゃです。
作り方は以下の通りです。
①お好みの布を丸く切った同じ大きさのものを12枚作ります。
②丸く切った布を表が合わさるようにして2枚合わせて、ふちの5mmくらい内側を縫い合わせます。
裏側になる方の布の真ん中に2cmほどの切り込みを入れておきます。
これを6個作ります。
③先ほど開けておいた切り込みから裏返して表にします。
④切り込みから手芸用の綿を詰めます。
⑤綿を詰めたら切り込みに布をかぶせて縫い付けます。
⑥6個のパーツをサイコロのように組み立てて、上下左右を縫い付けます。
これで完成です。
布マラカス
赤ちゃんは音がするおもちゃが大好きです。
布で作ったマラカスなら持ちやすくて小さな手をしている赤ちゃんでも楽しく遊ぶことができます。
作り方は以下の通りです。
①お好きな布を60度の扇形に切ります。
②布を表面が合わさるようにして半分に折り、ふちを縫い合わせます。
円形になる部分のふちは縫い付けないでおきます。
③裏返して表にしたら、中に手芸用の綿や、プラスチックの鈴などの音が出るものを詰めます。
④ふちから1cmくらいのところを並縫いします。
1周縫い終わったら糸を引っ張って塞ぎます。
このとき縫い代は外に出すのではなく、内側に入れるようにします。
⑤ゴム紐などの持ち手を縫い付けて完成です。
布ティッシュボックス
①ティッシュペーパーの代わりとなる布を用意します。
布は1辺15cmくらいのものを5枚ほど作ります。
②空のティッシュボックスの側面の下側に2cm×15cmの長方形の穴をあけます。
③ティッシュボックスを布を貼り付けて覆います。
こうすることでティッシュボックスがより丈夫になります。
④ティッシュペーパー代わりの布の角と角を縫い合わせて、すべてをつなげます。
⑤ティッシュボックスの入り口を下側にあけた穴に4で作った布を通して輪になるようにつなげて完成です。
布以外の素材でも?お家にあるモノで簡単に作るおもちゃ
布だけでなく、ほかにもご自宅にあるものを使って簡単に作ることができます。
ここでもいくつかのおもちゃの作り方をご紹介したいと思います。
タオルで作るハンドパペット
ハンドパペットがあるとごっこ遊びなどもできて、よりお子さんの会話が生まれやすくなると思います。
お子さんのお好きな動物でハンドパペットを作れば気に入ってくれること間違いなしです。
作り方は以下の通りです。
①フェルトを使って動物の顔を作ります。
同じものを2枚用意して、1つに顔を刺繍します。
②首の部分を残して、①のフェルトを2枚合わせて縫い合わせます。
③ハンドタオルを三角形になるように半分におります。
折り目の中心に動物の顔の首の部分と同じ大きさの切り込みを入れます。
④動物の顔とタオルの切り込み部分を合わせて縫い合わせます。
⑤縫い目を左右に入れて腕を作ります。
これで完成です。
紙パックカエル
牛乳パックなどの紙パックを使ってぴょんととぶかわいいカエルのおもちゃを作ることができます。
作り方は以下の通りです。
①1ℓの紙パックの場合は半分に、500mlの紙パックの場合は注ぎ口の部分で切ります。
半分に切った紙パックは底の部分を使用します。
②色画用紙や折り紙を使ってカエルの顔や手足を作って貼り付けます。
顔は底の部分に取り付けます。
これで完成です。
開いた口の部分を手で押さえて、ずらすように離すとひっくり返るようにカエルが飛び跳ねます。
まとめ
手作りの乳児用のおもちゃの作り方をいくつかご紹介しました。
赤ちゃん用のおもちゃはご自宅にあるものを使って簡単に作ることができます。
おもちゃを手作りすればきっとおこさんは喜んでくれると思います。
ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。