油絵の道具の名前や必要なもの!油絵を始めるために必要なものとは?

油絵と言えばゴッホやピカソを想像される方は多いと思います。

新しく趣味として始めたいけれど何から揃えたらいいか分からず

なかなか踏み切れていない方もいるのではないでしょうか?

そんな初心者さんの為に今回は最低限ご用意して頂きたいものや、あったら便利なものをご紹介していきます。

油絵はとても奥が深いのでやり出したらきっとハマると思いますよ。

そもそも油絵とは?

顔料に油を混ぜた”油絵具”いうもので描いた絵のことをいいます。

油絵は色をどんどん塗り重ねていくことができ、絵具の立体感を作り出すことも可能です。

また削ることも出来るので失敗したらやり直しがきくのが特徴です。

色々な表現をすることができるので、自分にしか作り出せないオリジナルの作品を作ることが出来ますよ。

また油絵具はすぐには固まらず、ゆっくりと固まっていきます。

そのため完成までに時間がかかりますが、作品とじっくり向き合うことが出来るのも人気の理由の一つではないでしょうか。

スポンサードリンク

油絵道具のそれぞれの名前について解説!

キャンバス

油絵を描くときの布のことをいいます。

自分で木枠に布地を張って絵を描きます。

初心者は、既に貼ってある「張りキャンバス」がいいでしょう。

イーゼル

絵を描くとき、キャンバスを固定する際に使います。

主に3本脚で、たためることができる物が多いです。

油絵具

顔料と乾性油などから作られる絵具のことをいいます。

初心者さんは12色セットのものがあるのでまずはそれから始めるといいでしょう。

画溶液

油絵具を溶かす油のことをいいます。

絵具のノビをよくするために画溶液の助けが必要になってきます。

絵筆

油絵を描く時初心者さんが使うセットの中に入っている筆は主に固い毛の筆(豚毛)になります。

一本一本太い毛質をしており弾力があるのが特徴です。

ペインティングナイフ

小さいコテ状の描画材で形状もさまざまなものがあります。

パレット上で絵具を混ぜるときにも使います。

筆洗器・ブラシクリーナー

油絵具を使ったあとの筆を洗うものです。

筆洗器という入れ物にブラシクリーナーという液体をいれて使用します。

パレット

筆に絵具を付ける前に絵具を並べる板状のものです。

このパレットの上で使用する色を混ぜ合わせたりします。

木製のものがポピュラーです。

油壷

画用液を入れておく鉄製もしくはプラスチック製の入れ物のことをいいます。

パレットに取り付けることができ、絵具を溶かすのに便利です。

ボロ布

筆やキャンバスを拭ったりするのに使います。

油絵を描く際の道具について説明しましたが、最低限必要な道具が6つあります。

  • 油絵具
  • 画用液
  • 絵筆
  • パレット
  • イーゼル
  • キャンバス

これらがあればとりあえず油絵の制作は出来ます。

油絵制作の工程

モチーフを選ぶ

実物を見ながら描くか、写真を見て描くか、それとも空想のもので描くのかは自由です。

お気に入りのモチーフを選び、入ってくる光が一定の場所を見つけ配置場所を決めます。

下描き

キャンバスとは別に、スケッチブックなどに、完成を思い描きラフに書きます。

鉛筆や色鉛筆、水彩絵の具を使いことが多いです。

下書きは、必須というわけではありません。

下塗り

油絵具の発色をよくさせる為に下塗りをします。

これから描こうとしている対象をイメージさせる色を塗っていきましょう

描き込み

ペインティングナイフや筆を使ってモチーフの形や質感を描いていきます。

ニス掛け

ニス掛けは作品を保護させる役割があります。

また絵の艶を均一にしてくれ綺麗に仕上げることが出来ます。

約半日から3日程かけて乾燥させ、完成です。

まとめ

どうでしたか?

油絵は本当に奥が深いのでやればやるほど上達もしますし新しい発見も多いと思います。

最初はすべての道具を揃える必要はありませんのでスターターセットを購入してから徐々に自分に必要なものを足していくのがいいと思います。

スポンサードリンク
タイトルとURLをコピーしました