せっかくベビーベッドを購入したのに、たった3か月で使わなくなってしまったらお金がもったいないですよね?
最近では、短期間だけしか使用しない方向けにレンタルもあります。
しかし、レンタルしても予想より使用期間が長引いてしまい、購入するより割高になってしまうなんてこともあるため、一概にレンタルがおすすめとは言えません。
そこで今回は、ベビーベッドの使用期間と、使用期間ごとにレンタルと購入どちらがお得かについてご紹介します。
ベビーベッドはいつまで使えるのか?適切な期間について
メーカー規定の最長使用期間は生後24ヶ月までだけど・・・
ベビーベッドは生後24か月までと定めているメーカーがほとんどです。
しかし、実際はベッドとして24か月も使う人は少ないようです。
なぜなら、寝返りをしたときに体をぶつけたり、つかまり立ちを覚えベッドから転落する危険があるからです。
赤ちゃんは早い子で、6か月でつかまり立ちを覚えるので、そのタイミングでベビーベッドを卒業する方もいらっしゃいます。
つかまり立ち覚えてからも安全に長くベッドを使いたい
もし、つかまり立ちを覚えてからもベッドを使用したい場合は、ベッドの床板の高さを調節できるものを選ぶといいでしょう。
床板の高さを低く調節し柵の高さが赤ちゃんの伸長より高くなることで、転落を防止できます。
レギュラーサイズで、床板の高さ調節ができたら、寝返りやつかまり立ちを覚えたとしても12か月以上安全に使うことも可能です。
念のため、転落した場合の対策としてベビーベッド周辺の床にマットを敷くとなお良いでしょう。
ベビーベッドを赤ちゃんの遊び場として長く使う
寝る以外にプレイヤードとしても使えるタイプのベビーベッドもあるのです。
6か月~12か月は寝る用のベッドとして使い、それ以降はプレイヤードとして赤ちゃんを安全な空間の中で遊ばせることができます。
このタイプなら万が一ベッドが赤ちゃんの好みに合わず寝てくれない場合でもプレイヤードとして使えるため、せっかく購入したベビーベッドを早いうちから処分せずに済むのは助かりますよね。
ベビーベッドはレンタルがお得?価格について比較
レンタルと購入どちらがいいのか?とても悩まれる方が多いです。
赤ちゃんが産まれると出費はなにかと増えます。そんな中ベビーベッドは決して安い買い物ではないはずです。
「どのくらいの期間レンタルすると購入する場合より割高になってしまうのか?」について検証しました。
今回はネットショップの最安値価格と、その商品を取扱いしてる人気レンタルショップの料金を月ごとに比較しました。
ミニサイズで比較しました。
・Aベッド
レンタルショップの推奨レンタル期間:5か月
生後5か月までは寝るためのベッドとして、それ以降はプレイヤードとして使用できる仕様となっております。
購入の場合は生後6か月まで使えるおむつ替え用テーブルも付いてきますが、レンタルの場合は付きません。
・Bベッド
レンタルショップの推奨レンタル期間:6か月
柵が2方向から開き、床板の高さが2段階に調節できる仕様となっております。
購入した場合とレンタル料金は下の表になります。
購入 | レンタル | |||
6か月 | 12か月 | 18か月 | ||
Aベッド | 14,080円(税込) | 8,316円 | 16,632円 | 24,948円 |
Bベッド | 34,100円(税込) | 11,088円 | 22,176円 | 33,264円 |
・6か月
つかまり立ちを覚える赤ちゃんもこの頃にはいらっしゃいます。
この時期はまだAベッド、Bベッド共にレンタルの方が断然安いですね。
Aベッドはつかまり立ちを覚えてからはプレイヤードとしての使い方が推奨されているため、寝るためのベッドとしては使えなくなります。
・12か月
Bベッドは6か月目と変わらずレンタルの方がお得ですが、Aベッドはネットショップの最安値より割高になっています。
計算してみるとAベッドは10か月目でレンタル料金が13,860円となりました。
わずかにレンタルする方が安いですね。
しかしレンタルの場合、店舗で直接受け取り・返却の場合は送料を抑えられますが、宅配してもらう場合などはネット通販で購入するより送料が高くつく場合もあります。
Aベッドは、6か月目からはプレイヤードとして使用することが推奨されてますし、寝具としてつかまり立ちを覚えるころまで使いたい場合はレンタルの方がお得です。
しかし、プレイヤードにもなる点が魅力に感じる方はレンタルせず購入することをおすすめします。
・18か月
Bベッドは18か月目だとわずかにネットショップの最安値より安いですが、送料等の部分も考慮するとレンタルしても購入してもほぼ金額は同じです。
またBベッドはミニサイズなので、18か月も利用すると成長した赤ちゃんにとって窮屈かもしれません。
金額だけで言うと生後1年ちょっとまではBベッドはレンタルの方がお安いです。
しかしレンタルショップは推奨レンタル期間を6か月にしてるとおり、6か月以降は赤ちゃんも寝返りをし始めるため、あまり長く使うのはおすすめできません。
レンタルは6か月まで使うならオススメ
AベッドBベッドそれぞれ検証しましたが、価格と安全性を考慮すると生後6か月前後長くても12か月までレンタルする方に適しています。
12か月だとAベッドの場合割高になってしまったので、つかまり立ちを覚えるころに返却するのがちょうどいいかもしれません。
また2人目を希望するご両親でしたら、レンタルすると割高になってしまうので1人目の子からベビーベッドは購入した方がいいでしょう。
まとめ
まだ幼いお兄ちゃんお姉ちゃんやペットがいる家庭では、いたずら対策としてできるだけ長くベビーベッドを使いたいという方もいらっしゃると思います。
長く使いたい場合はレギュラーサイズで床下の高さを調整できるベビーベッドを選ぶといいでしょう。そうすることで寝返りもできて転落防止にもなるため、12か月以降も安全に長く使えます。
しかしベビーベッドはつかまり立ちを覚える6か月前後まで使うという方が最も多いです。
6か月前後までの使用を予定している方は、購入するよりもレンタルした方がお得に使えます。