唐辛子の料理は何が好きですか?
特有の辛さが味を締めてくれるだけではなく、料理のアクセントとしても活躍していますよね。
また、エネルギー代謝に効果的なカプサイシンやビタミンも多く含まれているので健康食材としても人気を誇っています。
そんな、大人気の唐辛子は自宅で簡単に栽培できるって知っていましたか?
自分で栽培したものを収穫して乾燥させておけば好きな時に唐辛子を使うことができますね。
今回は、唐辛子の栽培の仕方や種まきの時期、収穫に適した時期をお知らせしてきます!
唐辛子の栽培は意外と簡単!冬の寒さに弱いので種まきは春から!
唐辛子にはたくさんの種類があります。
辛くないものだと、シシトウや、ピーマン。
辛いものだと、ハバネロや鷹の爪。
また、育て方によっては、辛くないはずの唐辛子が辛くなることもあります。
育て方は、いくつか方法があるので、チャレンジしやすいものから取り組んでみてくださいね。
では、これから、栽培方法をお知らせしていきますね。
種から育てる
唐辛子を種から育てる場合は、3月から4月上旬にかけて種まきをするのがベストです。
唐辛子は寒さに弱く、発芽するための温度は25から30℃と高く、15℃以下だと正常に育つことができません。
種まきは、温度管理ができる育苗箱かポット鉢に種をまき室内で発芽を目指しましょう。
外から光が届かないように1センチほどの深さに種を植える。
鉢植えやポットでは2から3粒まいて1番強い芽だけを残してあとは間引くと育ちやすいです。
発芽温度を満たす環境であれば、1週間でほとんどの種が発芽します。
ただ、発芽してから苗になるまではだいたい、2から3ヶ月です。
苗から育てる
苗の植え付け時期は5から7月。
色の良い葉っぱが8から10枚ほどあり茎が太くて安定感のあるものを選びましょう。
成長すると大きく枝をのばすので、鉢植えなら大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。
用意する土は市販の土を使用すると準備がとっても楽になり、簡単に育てることができますよ。
また、乾燥を防ぐために新聞紙などを下にひいて育てるとより良くなりますよ。
栽培キット
種と土がセットになっている栽培キット。
インテリアとしても楽しめて、キッチンでも簡単に育てることができます。
株数が少なめのキットを使う場合は、大きくなりすぎず、収穫量も少ないので、観賞用に適しています。
たくさんの種類を育ててみたいという方は、小さめのものを何個か購入して育ててみるといいかもしれませんね。
また、大きめのキットは本格的に育ててみたい方におススメです。
室内の縦スペースを利用して、栽培できるものありますよ!
唐辛子は春から夏にかけて栽培できる!乾燥に弱いので注意しよう!
唐辛子は、暑さに強いのですが、寒さに弱いという特徴があります。
なので、真夏に大きく育つことができます。
日光を好むので日当たりの良い所で栽培しましょう。
唐辛子を栽培するのに適した温度は、25から30℃です。
また、唐辛子は根を浅く張るため、とても乾燥に弱い傾向があるため水やりは毎日、朝夜とたっぷり行うようにしましょう。
ただ、強い直射日光を受けすぎると葉が焼けてしまうので、日よけなどの対策も必要です。
では、収穫の時期をお伝えしていきますね。
- 辛くない唐辛子
花が咲いてから20から30日後、実の大きさがだいたい4から5センチになった頃が収穫のタイミングです。
唐辛子は枝が折れやすいので、はさみでヘタの上を切った収穫しましょう。
そのまま、食べることもできますし、乾燥させると長期保存もできます。
ただ、過熱をすることによって辛さが和らぎ、甘みを感じることができるので、過熱をして食べるのがおススメです。
- 辛い唐辛子
花が咲いてから50から60日後実のほとんどが赤くなってきた頃が収穫のタイミングです。
株ごと引き抜いて収穫するのがポイントです!
株ごと引き抜くことによって、乾燥させるのがぐっと楽になりますよ。
また、収穫の際は、手袋を着用することをおススメします。
素手で触ると手がヒリヒリする可能性があるので、気を付けてくださいね。
- 乾燥方法
室内の風通しの良い所につるし、水分を蒸発させましょう。
数日後、表面にしわが出来るので、振ってみましょう。
中からカラカラと音がするようになったら、完成です!
十分に乾燥させた唐辛子はジップロックなどの容器に密封しておけば、翌年も利用することができますよ。
まとめ
今回は、料理のスパイスや健康食材として大人気の唐辛子。
唐辛子の栽培方法や種まきの時期、収穫時期、唐辛子の特性についてご紹介してきました。
寒さに弱いので、暖かい所で育てることが大切。
栽培方法には、種から育てる方法、苗から育てる方法、栽培キットを使って育てる方法があることが分かりましたね。
自分に合った栽培方法を見つけて、楽しみながら栽培してみてくださいね!