憧れの庭付きのマイホーム!
せっかくなら家の中だけではなく、お庭もおしゃれで素敵な家にしたい!
そんな方のために役に立つ庭木情報をお教えします。
今回は庭木の中でも樹高が3メートルを超えない低木を紹介します!
低木は脚立に上って剪定するという作業が不要で、成長の速度が比較的遅いので安全でお手入れに手間がかからないのでおすすめですよ。
では、さっそくおすすめの低木を発表していきます。
庭木の常緑樹おすすめ洋風低木ベスト3!
ローズマリー
実際に育てたことがある方も多いと思います。
枝葉に特有の芳香をもつローズマリーは、抗酸化作用や抗菌作用があります。
栽培環境としては日当たりと水はけのよいが所が適しています。
多湿な環境を嫌うので、水やりに関しては、庭に植える場合はほぼ降雨のみで良いようです。
面倒くさがりの方にとっては、毎日水やりをする必要がないなんてとてもありがたい植物です。
伸びた枝は肉や魚の風味づけに使ったり、お茶や紅茶に入れてみたり、リースなどのクラフトの材料にも使えます。
意外に大きく育つので植える際には隣同士の間隔に気を付けなければなりません。
ビバーナム ティヌス
紺色で独特のつやのある宝石のような綺麗な実が人気の植物です。
庭木として実や花のかわいらしさももちろんのこと、3~5センチの程よい大きさの葉も魅力です。
日向~半日陰まで適応性が高く、乾燥にも強いので放任でも元気に茂ってくれます。
生命力が強く、刈り込みなどの大胆な剪定でも弱りにくいという特徴もあります。
耐陰性はありますが、日当たりの悪い場所になるにつれて葉虫の食害が増える傾向があるので注意が必要です。
土に混ぜるタイプのオルトランなどの害虫駆除薬剤を使用すると、害虫を防ぐことができますよ。
アベリア
初夏から晩秋までの長期間にわたって、白色やピンク色の小さな花を咲かせます。
葉にはクリーム色や黄色の斑入りの品種もあり、カラーリーフとしても親しまれています。
公園や道沿いに多く植栽されていて、庭木としての利用はまだ少ないです。
しかし、花や葉が美しく観賞価値の高い植物です。
また、コンパクトで好みの大きさに剪定できるのもポイントです。
成長が早く、手入れの手間は少しかかるようです。
放任すると樹形が乱れやすいため、春と秋の年2回強めの剪定を行う必要があります。
「強運」という花言葉もあるそうで、個人的にとても興味をそそられました。
新しい家での生活をますます豊かにしてくれそうではありませんか?
和風の庭木おすすめベスト3!
ユキヤナギ
枝垂れた枝先の長い穂にたくさんの花を咲かせてひときわ目を引く華やかな植物です。
成長が早く繁茂しやすいですが、樹高は最大2メートルまでなので、庭に植えても邪魔になることはありません。
太い枝を根元から切ることで、株が大きくなりすぎるのを防ぐこともできますよ。
開花時期は春ですが、晩秋に気温の高い日が続くと返り咲きすることもあるそうですよ。
また、ユキヤナギは白い花はよく知られていますが、秋には赤身かかった黄色い葉になりそれも魅力です。
見た目の可愛さとは裏腹に丈夫で生育旺盛、病気にも強いので、お手入れに時間をかけるのが苦手な方にもおすすめです。
寒椿
花が咲く季節は11月~3月頃で、冬の間白やピンクの大きな花が庭を美しく彩ってくれます。
寒椿は横に張る性質があり、あまり大きくなることはありません。
庭が狭いお宅にもぴったりです。
刈り込みにも強いので好みの樹形に仕立てやすく、たくさん葉を茂らせることから生垣にもぴったりです。
日向を好みますが、半日陰でも育てらます。
西日や冬寒風には弱いようです。
ちなみに私の実家の裏庭にありました。
子どもの頃は姉たちと寒椿の花を髪飾りにして遊んでいたのをよく覚えています。
マンリョウ
かなりの日陰にも耐えられるため、昔から和風庭園の下草として使われています。
強い日差しを嫌うので、春と秋は明るい日陰で、夏は直射日光のかからない日陰で管理することがポイントです。
また、乾燥した環境も苦手なので、土を乾燥させないようにすることも大切です。
これだけを聞くと育てるのが大変そうですよね。
でも、地植えで育てる場合は、環境が整っていれば水やりは必要ありません。
剪定も必要ないので手間はかかりませんよ。
7~8月になると枝先にピンクがかった白い小さな花を咲かせます。
花の後に実ができるのですが、観賞時期には小鳥に食べられてしまうこともあるので注意が必要ですね。
漢字で「万両」と書くので、商売繁盛の縁起物として扱われているようです。
まとめ
和洋風の庭木6種類紹介しましたが、いかがでしたか?
お手入れがしやすい低木は初めてガーデニングする方でも育てやすそうですね。
せっかくのお庭ですから、見た目の好みもやっぱり大切ですよね。
思いのほか大きく成長するものや害虫が付きやすいものもあります。
それぞれの庭木の特徴、利点や欠点を理解して庭木を選び、素敵なお庭を作りたいものです。