ハムスターは清潔できれい好きな動物です。
ニオイで縄張りを主張するため掃除がトラブルの原因になることもあります。
巣箱等の普段見ることができないようなところを観察できたり、飼育方法に改善するべき点も見つけることができるので、キレイに掃除をしてあげましょう。
ハムスターのケージの洗い方!お掃除方法や専用グッズについてご紹介!
ハムスターのケージの掃除は多すぎるとストレスになってしまい、少なすぎると不衛生になってしまいます。
基本的には1か月に1回くらいを目安に行いましょう。
また、部分的に床材を入れ替えたり、トイレ掃除など毎日の世話をしている場合は3か月に1回程度のお掃除で良いでしょう。
では、お掃除の仕方をご紹介していきますね。
大切なのは、「汚れを落としてにおいを残すこと」です。
人間からするとほぼ無臭なのですがケージや飼育用品にはハムスターのにおいがついています。
においがなくなってしまうのは、ハムスターにとって過度のストレスになるので気を付けましょう。
・掃除する部屋の準備
巣箱の温度に合わせて部屋を最適な温度にする。
・掃除用品の準備
キャリーケージ、タオル、掃除機などを準備する。
キャリーケージにバスタオルを敷いて熱を逃げないようにする。
床に新聞紙などを敷きケージ、飼育用品を並べる。
①ハムスターを移動する
ハムスターを起こし、目覚めるのを待つ。
(寝ぼけているときに出してしまうと驚いて暴れたりするため)
②ケージの中のものをキャリーケージに移す
ハムスターのにおいが消えないように注意しましょう。
ハムスターのにおいと体温が残っている巣材を入れると落ち着くのでやってみましょう。
③床材やトイレ砂を捨てる
タッパなどを使ってウッドチップをすくい捨てる。
水に溶けにくいトイレ砂を使っている際は念入りに掻き出しましょう。
掃除機を使ってケージのふちに残っている掃き掃除では取れないゴミを吸い取ります。
④浸け置きをする
中性洗剤や塩素系の洗剤を溶かした熱湯をケージの底にためて10分程度浸けておきます。
ケージごと浸け置きしたい場合は風呂釜を使いましょう。
トイレのにおいを取りたくない場合や、飼育用品の配置があいまいな場合は水洗いだけでもOKです。
⑤ケージや飼育用品を洗う
汚れが浮いて来たら歯ブラシやスポンジなどを使って汚れているところを重点的にこすります。
目に見えない汚れもあるので全体をこすると良いでしょう。
⑥すすぎ
水やお湯で洗剤をすすぎます。
洗剤を使った場合は泡がなくなっても2から3回は流しましょう。
熱で変形しないケージや飼育用品を使っている場合は熱湯を使った方が洗剤をキレイに流すことができますよ。
⑦乾かす
逆さまにして大まかな水分をふき取りましょう。
水滴が見えなくなったらケージや飼育用品で乾拭きをする。
天日干しでもいいが、時間がかかるためタオルなどでふいて完全にかわくようにすると良いでしょう。
ハムスターケージのにおい対策!お掃除の頻度で対策もできる!
・おしっこが原因!?
おしっこの対策をしっかりと行えば、においが気になることは少ないでしょう。
ハムスターを飼う際は、トイレとトイレ用の砂を用意しましょう。
毎日、トイレの砂を変えてあげれば、においを取り除くことができますよ。
・食べ残しが原因!?
ハムスターの食べ残したものが腐っている場合もあります。
キャベツやニンジンなど、生野菜をあげた後は食べ残しを回収するようにしましょう。
腐るのを避けることができれば、におい対策になりますよ。
・ハムスターの体が臭い!?
ハムスターに汚れがついてしまうと体が臭くなってしまいます。
しかし、お風呂に入れると水分が蒸発するときに体温が奪われてしまいます。
体温調節が苦手なハムスターは体調を崩す恐れがありますので、お風呂には入れないようにしましょう。
どうしても、気になるときは固くしぼった濡れたタオルでお手入れをしてあげたり、毛先の柔らかい歯ブラシでブラッシングをしてあげましょう。
・ハムスターのにおい対策
たっぷりの床材をケージに敷くことで汚れが取れますよ。
ハムスターは、床材の中を潜って動き回るので柔らかな床材と毛がこすれることで汚れが落ちて毛並みが整います。
また、床材の代用として新聞紙を使用することもできますよ。
床材よりも低コストで汚れを落とすことができるので割と使用されています。
まとめ
今回は、ハムスターのケージの掃除方法やにおい対策についてお伝えしてきました。
掃除をするときの大切なポイントは、ハムスターのにおいを消さないように気をつけることですね。
掃除じたいは簡単に行うことができるので今回の記事を参考に挑戦してみてくださいね。
また、ハムスターのにおいが気になるときは、においの原因を見つけ、原因に合った対策を行ってみてください!
それでは、ハムスターとの楽しい生活を送ってくださいね。