夏祭りといえば浴衣!どんな浴衣にするか考えるだけでもワクワクしますよね。
ただ浴衣の帯って結ぶのが大変で、イライラした経験ありませんか?
後ろで結ぶから見えないし、だんだん腕も疲れてくる…
せっかくの夏祭り行く前から疲れてしまってはもったいない!
そんな時はワンタッチの帯で楽しちゃいましょう。
自分で結ぶのに自信がない人はおすすめです。
しかもワンタッチの帯のいいところは楽なだけではありません。
これからワンタッチ帯の利点や結び方などをお伝えします。
よかったら参考にしてみて下さい。
ワンタッチ帯(作り帯)の利点
- ひとりでできる
- 挿すだけなので時間や手間がかからない
- 運転中取り外し可能
- 紐が緩んでもまた結ぶだけで元通り
- 種類が豊富
- 作り帯に見えない
昔のワンタッチ帯は見た目が気になることもありましたが、最近のものはクオリティも高く、本当に結んだ帯のように見えます。
値段は3000円以下の安価なものも多いのでお手頃価格で購入することが出来るのも嬉しいポイントです。
また小さいお子様ですとよく動き回ったりして帯が崩れるなんてこともありますがワンタッチ帯なら外出先でもお直しがすぐに出来て便利ですよ。
お手持ちの帯を作り帯に加工する
家にある帯をワンタッチ帯にしてくれるお店も在ります。
お値段はだいたい1本3000円のところが多いです。
もしお気に入りだけど結ぶことが出来ず家に眠っている帯があるならこういったサービスを利用するのもアリだと思います。
切らずに加工してくれて元の状態に戻せるものもあるので、利用してみてやっぱり自分で結びたいときは元の状態に戻すことが出来ます。
ワンタッチ帯の結び方
準備するもの
・腰ひも
浴衣を着付けする際に腰ひもは必ず必要になってきます。
・コーリンベルト
胸紐の代わりに使えて結び目を作らずに済みます。
さらに胸元がはだけてしまうのを防ぐことも出来ます。
・前板
帯のシワを防いでくれすっきりとした見た目になります。
せっかく綺麗な浴衣を着ていても帯がしわくちゃだと台無しです。
もし帯板がなければ厚紙でも代用することが出来ます。
結び方
①胴に巻く平帯を巻き付ける。
平帯には紐が2本ついていますので、紐を上にして胴に巻き付けてください。
②平帯の紐を蝶々結び。
この時の結び目の位置はどこでも大丈夫です。
結んだ紐は帯の中へしまい込みます。
③位置の調整
平帯の巻き終わりを背中の位置に来るよう手で回して調整をします。
巻き終わりが見えてしまうと不格好なので、結び帯で隠すために背中側にもってきます。
④結び帯を胴と平帯の間に差し込みます。
⑤仕上げ
結び帯に紐が2本ついていますので胴に巻きつけるようにして胸元にもってきて蝶々結びをします。
結んだ紐は帯の中へしまい込みましょう。
これで完成です。
ゆるみを防ぐ!帯を結ぶ時の一工夫を紹介!
・帯の紐を結ぶ前にきつく締める
巻き付けた後すぐに結ぶのではなく、帯の1周目と2周目の終わりの下側をもって1度締めます。
次は上端をもち、2周目の終わりを引っ張って締めます。
ここでまだゆるみがあるようでしたらもう一度同じことを繰り返します。
そして締まったのを感じたら蝶々結びをしてください。
・帯の巻き終わりを安全ピンでとめる
帯についている紐を上で結ぶと巻き終わりの下側がペラペラしますよね?
そこを安全ピンで帯の内側からとめるのですが、どうしても針の部分が表から見えてしまいます。
そこでそのペラペラしている帯を内側へ斜めになるようしまい込みます。
そして帯の内側から先ほど斜めにしまい込んだ帯までを安全ピンでとめましょう。
そうすることで時間が経っても帯がゆるむのを防ぐことが出来ます。
・フェイスタオルを入れる
特に痩せ形の方におすすめのやり方です。
2枚フェイスタオルを用意し、長さのある方を横にして並べます。
20cmほど重ね合わせ、2枚とも縦半分に折ります。
そうすると細長い繋がったタオルになると思います。
そのタオルを、おはしょりの上に当て、体に巻き付けて紐で結びます。
その上から帯を巻いていく方法です。
しっかりと土台を作ることが出来るので帯のズレを解消できます。
まとめ
浴衣を着たいけど帯を結ぶのに抵抗がある方はとっても簡単なワンタッチ帯をお勧めします!
かわいいデザインも多く、自分自身楽に着ることが出来るのでストレスフリーで夏祭りを思いっきり楽しむことが出来ますよ。
お気に入りの帯があるなら加工サービスを利用するのも一つの手です。
親から子へ譲るときに加工している方も多いです。
先祖代々帯が受け継がれるのは素敵なことですよね。
ゆるみを解消する簡単な方法もあるのでぜひチャレンジしてみて下さい。