油絵用キャンバスの作り方!必要な布地や道具について解説!

油絵を描く時、キャンパスってどうしていますか?

市販のものを買っていますか?

それとも自分で作っていますか?

初めて油絵を描くなら出来上がったキャンバスを買って描くと思いますが、何枚も書いていくとコストがかかります。

なので、安く上げるために自分で作ってみようという方もいるでしょう。

そんな方にとって簡単に作れる方法をお知らせしていきましょう。

ますます絵を書くのが楽しみになること間違いなし。

参考にしてみてくださいね。

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油絵のキャンバスを作るために必要なものについて

必要な物は、

  • キャンバス生地
  • 木枠
  • タックス

です。

キャンバス生地

画材店の店頭で5m〜10mぐらいの長さで売っています。

生地の種類には、麻、コットン、木綿などがあって、細めのものや中目のもの、荒めのものになっているのです。

油絵に適しているものは、麻の中目のものを買うと良いですよ。

これが一番使われています。

木枠

木枠のサイズを変えるだけで、さまざまなサイズのキャンバスができます。

木枠の種類には、杉と桐の2種類あります。

杉はとても丈夫で重く、値段が高いです。

桐のほうはあまり丈夫ではないので、強く布を貼ってしまうと折れてしまうこともあります。

でもお値段はとても安くて、木も軽いので持ち運びも楽にできますよ。

木枠のサイズを何種類かかっておきましょう。

木枠は上にはる布を変えるだけでずっと使うことができます。

タックス

キャンバス生地を木枠に貼って固定するのに使います。

大きなキャンバスを貼るときは大きいものが必要になってきます。

大と小の張り器を用意しておくことをオススメします。

木枠を組み立てるときには、ゴムのハンマーがあると便利ですよ。

ホームセンターとかに売っているので用意しましょう。

油絵のキャンバスを作り方について解説!

油絵のキャンバスを実際に作っていきましょう。

実は、以外と張キャンバスを作るのって難しかったりするのです。

手順を間違えてしまったり、力の加減によってはシワができて寄ってしまったりすることもあるのです。

慣れるまでは大変かもしれませんが、一度コツを掴むとあとはとても簡単にできてとても便利になりますよ。

作り方

布を用意する

使いたい木枠の大きさより大きめにキャンバスの布を切ります。

だいたい、それぞれの幅が木枠より10cm以上大きくなるように布を切ってくださいね。

余裕があると布を張り器でつかみやすくなって引っ張りやすくなりますよ。

タックスを1つ打つ

キャンバスの布の裏と表を間違えないように木枠に当てて、上の部分にタックスを打ちます。

キャンバスのサイズが書いてある方が裏面になっているので良く確認してくださいね。

表側に布を被せて裏側から引っ張っていきます。

上の真ん中のとこに釘を打って、さらに引っ張ってちょうど反対側の下の真ん中に釘をもう1つ打ちます。

多少、シワが寄っていてもこの時点では気にしなくて大丈夫です。

その後、右側の真ん中に釘、引っ張りながら、左側の真ん中にも釘を打ちます。

引っ張る力を同じにしながら打っていきましょう。

力の入れ具合を変えてしまうと綺麗にできなくなってしまいます。

残りのタックスも打っていきます。

このときにそれぞれ真ん中に売ったタックスを中心にしながら、5cmぐらいの間隔を開けて打っていきます。

まず、上に2つ打ったら、それの反対側の下の対照的な場所に2つ、さらに右側に2つ、左側に2つという具合に、布を引っ張りながらキャンバスを回転させながら少しずつ打ってください。

そうすると、シワがなく綺麗に仕上げることができますよ。

重要なことは、キャンバスの布を引っ張る力を同じに均等にすることです。

仕上げ

一番端まできたら、キャンバスの布の端を中に織り込んでガンタッカーで留めていきます。

4箇所全てできたら、出来上がりです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

木枠にキャンバスの布を張っていく作業は力仕事になります。

大きいキャンバスにすればするほどそれだけ力が必要になってきますが、コツさえ掴めばとても楽に作ることができますよ。

木枠とロールキャンバスの布で好きな大きさのキャンバスを用意することができます。

最初は、小さなサイズから試して見るのも良いかもしれません。

均等に引っ張る力を加えながらシワを伸ばしながら張っていってみてくださいね。

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