壁紙のカビ取りを徹底しよう!セスキやエタノールって何?

家の壁紙にカビを見つけてしまったら、すぐに除去しないとたいへんです。

カビは空気中に浮くので、吸い込んでしまったら健康被害になりますよね。

また、アレルギーのある方は、さらに皮膚状態にも影響が出てきてしまうかもしれません。

そこで、お掃除に万能なセスキと殺菌のイメージのあるエタノールがカビ取りに効果があるかを解説していきますね。

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壁紙のカビはセスキで取れるの?

「お掃除にはセスキ」って聞いたことがあるかもしれませんね。

セスキとはどういうものなのでしょうか?

またお掃除に万能と言われていますが、カビを落とせるのかについてみていきましょう。

セスキってなに?

セスキとはセスキ炭酸ソーダという天然のものなので、安心して使えます。

粉状で、水にはよく溶けます。

油汚れをよく落とすことで知られていて、手垢やたばこのヤニなども良く落ちるようです。

セスキでカビは落とせる?

では、カビが付いてしまった壁紙のカビは取れるのでしょうか?

カビが生えているということは、大体が黒カビで壁が黒くなっていると思います。

菌糸を張っている部分と表面に黒く色が出ている部分とがありますが、残念なことにセスキでカビは取れないようです。

セスキは炭酸ソーダの泡で汚れを分解するので、油汚れやヤニは油を分解して落としますが、菌糸が伸びて胞子となり浮遊するカビは落とせないのです。

セスキの得意とする油とは関係がありません。

また漂泊効果のあるものなら、表面の黒いところは落とせますが、セスキにはないので色を落とすこともむずかしいのです。

ただ、カビは壁についた皮脂やヤニなどを餌にして増えていくので、セスキできれいに油分などの汚れを取っておくことはカビをむやみに増やさないためには大切かもしれません。

家にあるもので壁紙のカビ退治が可能?エタノールでラクラク撃退

では、エタノールではカビを退治することができるのでしょうか。

そもそもエタノールとはどのようなものなのでしょうか

エタノールはアルコールと同じなの?

エタノールは、よく聞くかもしれません。

また、アルコールと同じものと思っているかもしれませんね。

アルコールとはいくつかあるアルコール類の総称として使われている言葉です。

エタノールもアルコールの仲間なので、その一種ということになります。

エタノールとアルコールを同じ意味で使っていることもあるようです。

さらにエタノールには100%の無水エタノールと水を含んだ80%の消毒用のエタノールがあり売られています。

いちばん菌が死滅するのが、80%の消毒用アルコールだそうです。

アルコールの濃度によって除菌の効果が違ってくるようなので濃ければいいというわけではないところが難しいですね。

エタノールでカビは消える?

では、エタノールでカビを撃退することができるのでしょうか。

エタノールの効果はというと消毒、殺菌作用がありますね。

カビは菌糸があり菌類の一種なので、殺菌効果のあるエタノールなら撃退することが可能なのです。

注意しなければならないのが、カビの菌が付着してしばらくすると菌糸を伸ばし中まで浸透します。

中に入ってしまった菌糸までは除菌できないようなので、カビができ始めたらすぐにエタノールの除菌剤で撃退しましょう。

さらに菌は死滅しますが、付いてしまった壁紙の黒い色は落ちないので、完全にエタノールが乾いたら、漂白効果のあるもので漂白すると取れるみたいなのでぜひ試してくださいね。

エタノールの使いかた

それでは、エタノールを使った壁紙のカビの除菌の仕方を紹介しましょう。

用意するもの

  • 無水エタノール
  • 水(自分でアルコールと混ぜて除菌用液体を作る)
  • スプレーボトル(すぐに使うならプラスチック製でもOKです)
  • キッチンペーパー
  • ラップ
  • 手袋

作業手順

① 表面の汚れをキッチンペーパーでふく

② 160㎖の無水エタノールに40㎖の水を混ぜてスプレーボトルに入れる

③ 壁に直接スプレーせずキッチンペーパーに吹きかけて壁に貼り付ける

④ キッチンペーパーの上にラップをかぶせて15分くらいおく

揮発性があるのでラップとキッチンペーパーを取ったら終わりです。

さらに壁にスプレーで一振りしたら、カビの予防にもなるようです。

まとめ

ここでは、お掃除で良く使われるセスキとエタノールについてカビ取りに有効かをお伝えしました。

セスキとエタノールでは、全く性質の違うもので、セスキはカビのえさになる手垢やヤニなどには有効なことがわかりました。

エタノールは除菌作用があるので、初期のカビには有効なことがわかりました。

エタノールの濃度によっても効果が違うので少しの知識が必要になりますね。

ちなみに無水アルコールは、ほとんど水が含まれていないので、水に弱い電化製品などのお掃除には適しているようです。

とにかく不快なカビなので、見つけたらエタノールで早めに撃退したほうがいいですね。

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