ラグビーがおもしろい!なんて思っている方増えてきていますよね。
以前から、日本でもラグビーはありましたが、こんなに広く慕われるようになったのはここ何年かですね。
そこで、なんとなく見ているけど、いまいちルールがわからない方にタックルの基本について、紹介していきます。
タックルは、ラグビーの基本であり、醍醐味です。
ルールがわかるとさらに試合を見たときに面白くなりますので、ぜひ、勉強してみましょう!
ラグビーのタックルのやり方!基本について徹底解説
まずは、タックルのやり方についてです。
そもそも、ラグビーの発祥の地はイギリスです。
サッカーもイギリスが発祥なので、なんとなく似ているのも、うなずけるかもしれませんね。
さて、タックルですが競技中に相手が攻めてくるのを、体を使って阻止するという守りの技であることはご存じですね。
それでは、4つある基本のタックルを紹介します。
・フロントタックル
フロントとあるように前から正々堂々と向かっていくタックルです。
相手が攻めようと前に走ってくるところを逆の方へタックルして勢いを止めようとします。
相手の腰のあたりに低く入っていくのですが、よく考えると止める方も勢いが必要なタックルですね。
・リアタックル
リアなので、後ろからのタックルになります。
後ろから覆いかぶさるだけではなく、足元やひざの裏に衝撃を与えて勢いを止めることが目的になります。
しかも、相手の足元などをつかめばタックルとして成功したことになりゲームをいったん止められます。
しかし、相手が倒れボールを離したものの、どこか掴んでいなければ、タックルとは認められず、ゲームは続行するそうです。
・サイドタックル
サイドタックルは、横からするタックルです。
肩を使ってタックルしていくので、左側に抜けていくタックル右側に抜けていくタックルとあるため、自分のポジションも上手くとらないといけないですね。
サイドからとはいえ足は相手の真ん中に入れていくので、やはり踏み込む力が必要です。
そして相手もタックルされることはわかっていながら、ゴールに向かって突き進むので、前や後ろからより、サイドタックルが一番行いやすいタックルになるそうです。
・スマザータックル
相手に対して低い姿勢で入れない時に有効になります。
低い位置でのタックルは、ボールを持っている手よりも下に踏み込むタックルですが、スマザータックルは、ボールを持っている手も含めた体の上の方に向かってタックルを行います。
これにより、ボールも封じ込めパスすることもできないことになります。
ラグビーのタックルの反則について!正々堂々試合をするために
主な4つの反則タックル
・アーリータックル
そのまま訳すと早いタックルですが、相手がまだボールを持っていないのに行うタックルです。
・ハイタックル
ハイタックルは肩より上のタックルをしてしまうことで、顔に近くなりとても危険なのは一目瞭然ですね。
・ノーボールタックル
ボールを捕る前やパスした後にボール持ってないのにタックルしてしまうのが、レイトタックルです。
・ノーバインドタックル
タックルをするときは、両手を使って相手を抱え込んでタックルしないといけないのですが、抱え込まずに(ノーバインド)タックルしてしまうと反則になります
。
バインドするから、相手の体を飛ばさず倒すことができるので、ただのタックルでは危険が伴います。
なぜタックルにルールがあるのか
いくつかの反則タックルを紹介してきました。
ラグビーを観戦するときには、タックルは人と人とのぶつかり合いで、とても迫力のあるスポーツになりますよね。
ですから、見ごたえもあります。
ということは、ぶつかり合いが激しい分、ケガにつながることも多いわけです。
スポーツは決められたルールの中でいかに、激しく強く見せられるかも観客への見せ場として大切ではあります。
そのギリギリのところにルールを設け反則を取ることで、選手が安心してプレーできるようにしているのですね。
まとめ
ここでは、ラグビーのタックルに焦点をあてて説明をしてきました。
タックルはラグビーを知る上では基礎ですので、少しでも理解できるととても楽しく試合を観戦できるようになりますね。
ほとんど、道具を使わず、体のたくましさとぶつかり合いが大きな魅力のスポーツです。
これからは、観戦するときに、ひとりひとりのタックルのやり方などにも注目してみてくださいね。
また、これをきっかけに、ラグビーのルールを知るともっと、試合の流れを楽しめるかもしれませんね。