赤ちゃんが生まれると、今までの生活とは一変して、赤ちゃん中心の生活になりますよね。
また、初めての子どもの場合は特にいろいろ慣れないこともあり心配になりますね。
そこで、もし赤ちゃんがいるときに災害にあったら抱っこ紐が必要ですが近くになかったとき何で代用したらよいのかについて考えてみましょう。
移動するときに両手を開けられて、赤ちゃんと一緒に行動できるようするための便利な抱っこ紐の代用になるグッズを紹介していきます。
家にあるもので、代用できれば安心ですよね。
ぜひやり方を覚えて一度試してみてくださいね。
バスタオルを新生児向けの抱っこ紐に代用するやり方とは?
まず、赤ちゃんといっても成長過程で扱い方も違ってきますが、新生児となるとかなり特別な期間になります。
新生児と呼ばれるのは生後1か月までです。
その期間となるとさらに赤ちゃんに対して注意が必要になる時期なので、赤ちゃんの身体の特徴から知っておきましょう。
生まれたばかりの新生児の特徴は?
新生児とは生まれてから1か月までの赤ちゃんのことです。
身長も50㎝くらいの小さな赤ちゃんです。
首もすわっていないので、首のところを支えてあげなければなりません。
抱き方もほとんど横に抱っこをすることが多く、縦に抱っこをするには大人の片方の肩にそわせておしりと首のところは支えないと危ないかもしれません。
横に寝かせての状態の抱っこの時は「まんまる抱っこ」といって赤ちゃんがお腹にいたころと同じような姿勢で抱っこをすることが良いとされています。
抱っこの仕方をYouTubeで確認してみてくださいね。
バスタオルで抱っこ紐を代用するやり方
バスタオルで新生児の抱っこ紐を代用するやり方を紹介します。
首が座ってないので、まんまる抱っこの形を想像しながらやってみてくださいね。
また、布のようなものを肩に下げてハンモックのような形に抱っこするスリングというものが売られていますが、その形や抱っこの仕方にとても近いので参考にしてみてくださいね。
まずはバスタオルを用意します。
両端を結ぶため135㎝×85㎝くらいの大きさのバスタオルを用意してくださいね。
① 横に長い四角の形に床に置きます。
② 左下の角をもって斜めに折りたたむ。
③ 左上の角と右下の角を真結びにする
※二回結ぶやり方は、出来上がりによって固く結べるものとすぐ取れてしまう結び方と2通りがあります。
真結びといって固く取れない結び方をしましょう。
これで、結び方は出来ました。
出来上がったバスタオルのスリングを片方の肩にかけます。
背負うと先ほど三角に折らなかったほうが三角形になっているのでそちらを足もとのほうに出るように背負います。
三角形のほうは赤ちゃんのおまたの間にいれてお尻の支えにします。
赤ちゃんを左側が頭になるよう抱っこするなら結んだバスタオルを首にかけ、左手をタオルの下から出すと右の肩にタオルがかかります。
あとは赤ちゃんを肩にかけたタオルに左頭に入れてあげ下に出ている三角の部分をおまたに入れて引き上げるとお尻が安定すると思います。
YouTubeの動画で確認してみてくださいね。
ちなみに、厚手のバスタオルより薄手のものの方が結びやすかったです。
風呂敷を使って!抱っこ紐を新生児向けに代用する方法を紹介
もうひとつ、風呂敷を使って抱っこ紐の代用をする方法を紹介しますね。
ただ風呂敷はいろいろなサイズがあります。
小さいものもかなりあるので、抱っこ紐として代用するものは100㎝くらいの正方形の風呂敷を選びましょう。
やり方はバスタオルと同じです。
正方形なので、対角線に三角形に折るとちょうど二つ折りに重なります。
三角形の頂点の角ではない左右の部分を真結びで結びます。
これを一旦頭の上からかぶり、片方の肩にかけて反対の腕は輪になった風呂敷の下から抜きます。
そうすると片方の肩にかかった「たすき掛け」になるのでそこに赤ちゃんを入れて、バスタオルの時と同じように逆三角形になった部分をおまたの間に入れます。
赤ちゃんの足の形はM字開脚の形なので間に布を入れることにより足の形も維持できます。
ただ、風呂敷の場合は生地が様々あり滑りやすい生地もあるので、注意が必要です。
また布の厚みもあまりないので、クッション性もなく新生児の赤ちゃんとなると少し頼りないかもしれません。
あらかじめやり方を理解して実際にやっておき、災害などが起きて赤ちゃんのグッズが何もないときに、あるもので使える技として覚えておくと良いかもしれませんね。
その時には、必ず布だけに頼らず赤ちゃんのお尻の部分や首の部分は支えてあげてください。
まとめ
バスタオルや風呂敷で災害時に使える抱っこ紐の代用として、作り方を紹介してきました。
普段は市販のものが多数いろいろな種類が出ているので売られているものを使うというのが主流かもしれません。
しかし、災害など何かあった時にあるもので代用するという知恵をもっていることは、生きていくうえでとても大切な財産になりますね。
新生児のための抱っこ紐の代用ということで紹介をしてきました。
布の長さの調整をすると横に寝かす形だけでなくお座りをさせた形でも抱っこできるので、1歳半くらいの子どもにも応用できますので一度ぜひ実際にやってみてくださいね。