バイオリンの弦の張り替え時はいつ?初心者でもわかる張り替えマニュアル!

購入した時の弦のまま使っていて、そろそろ違う音色に挑戦したい、張り替えなきゃなぁとお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

購入時の弦は安いものを使っていることも多いので、しばらくしたら自分で替えるのもいい練習になるかもしれません。

バイオリンの張り替え時や張り替え方を、わかりやすく解説していきます。

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バイオリンの弦は材質の種類が3タイプある

バイオリンの弦は、「ナイロン弦」「ガット弦」「スチール弦」の三種類あります。

ナイロン弦

今現在もっとも主流の弦で、合成繊維で作成された弦です。

・いろいろな種類が販売されているので、合うものを探せる

・比較的に値段は安い

・耐久性が高い

ガット弦とスチール弦を併せたような特徴があります。

ガット弦

ヒツジの腸の繊維を使って作成されている弦です。

・とてもしなやかで豊かな音色が出せる

・温度や湿度によって影響を受けやすく、耐久性は低い

・比較的に値段は高い

扱いが難しいため初心者向きではありません。

スチール弦

金属でできた弦で、とても扱いやすい弦です。

・音色はかため

・金属なので耐久性が高い

・比較的に値段は安い

バイオリンの弦の交換方法を1から順に解説

バイオリンの張り替え時は、「切れてしまったとき」のほかに「音色が悪くなったとき」「ほかの音色にかえてみたくなったとき」です。

音の劣化は初心者には難しいと思うので、半年を目安にして交換しましょう。

習っている先生や楽器店で聞いてみるのもいいと思います。

弦を張り替えよう

まず弦には全部で四本の弦があります。

音の高いほうから、E(えー)線、A(あー)線、D(でー)線、G(げー)線とドイツ語読みで名前がついています。

切れてしまった弦だけ交換するのもいいですが、音色をそろえるにはすべて交換するのをオススメします。

1.古い弦を取り外す

ペグを回して緩め、弦を取り外します。

このときすべての弦を一気に外さないようにしてください。

交換は1本ずつ!

2.新しい弦をテールピースにはめいれる

3.ペグ穴にもう一方を入れ、くるくると弦を巻いていく

4.全部の弦を交換する

※E線はボールエンドとループエンドの2種類の弦があります。

お手持ちの楽器によってどちらか変わりますので、確認してから購入してください。
ほかの線はすべてボールエンドです。

まとめ

弦の張り替えは購入した店舗でお願いすればやってくれるところもあるそうですが、料金がかかることもあります。

急に切れたときなどにも対応できるよう、自分で張り替えられたら便利ですよ!

そのうち自分の好きな音色の弦を張り替えて、素敵な演奏をしてくださいね。

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