朝起きてしっかり寝たはずなのに疲れがなかなか取れていない…という方多いかと思います。
その中でもなんだか首が痛いな…と感じることもあるのではないでしょうか。
こちらではそんな方の為に睡眠時の枕選びについてお伝えしていきます。
枕の選び方で治る?近年急増中!首が痛い「ストレートネック」とは?
仕事中や起床時首が痛いという方、もしかしたら今悩んでいる原因は「ストレートネック」にあるかもしれません。
「ストレートネック」ってなに?と思われている方の為に一体どういった症状なのかみていきましょう。
人の首の骨は本来重い頭と背骨を支えるために「く」の字に湾曲しています。
一見人の首はまっすぐのように見えますが、湾曲の角度としては通常30度から40度の状態を保っているのです。
しかし「ストレートネック」になってしまうとその名の通り首がまっすぐの状態になり、角度としては30度以下になってしまいます。
こうして首がまっすぐの状態になってしまうと、頸椎で頭と背骨を支える事に負担が大きくなります。
それで、首の筋や肩を酷使してしまう為、首が痛くなったり、肩こりになってしまったりするのです。
この「ストレートネック」、どうしてなってしまうのでしょうか。
原因としては主に長時間のパソコン業務、スマートフォンの長時間使用などが挙げられます。
パソコンやスマートフォンは社会人や現代人には欠かせないアイテムです。
なかなか辞める事も出来ずつき合い方が難しいと思いますが、こまめに休憩を挟みながら使用するようにしてくださいね。
そしてもう一つの原因として枕が合っていないかもという事が挙げられます。
枕って使用出来ればみんな同じでは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は違うのです。
その人それぞれに合った枕がありますので、次の記事でご紹介していきますね。
自分にあった枕は向きと高さが重要!理想の寝姿勢で首の痛みを改善!
さて枕についてお話する前に、まずは「理想の寝姿勢」とはどんなものなのか見ていきましょう。
寝ている時に理想とされる姿勢は「正しい立ち姿勢を寝ているときも保つ事」です。
この状態で横になることで首の骨や背骨に負担をあまりかけることなくリラックスして眠る事ができます。
具体的には、仰向けに寝転んだ時に首のカーブが自然な状態で気道を圧迫していない角度である事、
そして横向きになった時は首の骨と床がまっすぐ平行になっている事がポイントですのでぜひチェックしてみてくださいね。
この理想の寝姿勢を保つためには枕の状態が重要になってきます。
どんなところに注意したらいいのか3つの解決策と共にお話していきます。
まずは枕の上に寝転がった時、首や肩に隙間を作らない事、
ここに隙間が出来てしまうと頭を支えようと首や肩に力が入ってしまい逆に負担が掛かってしまいます。
肩口に枕元がくっつくよう正しい位置に枕を置く様にしましょう。
次は先ほどの首や肩に隙間を作らないことにも関わってくるのですが枕の高さが大切です。
寝転がった時に足下に目線がいってしまったら高過ぎ、逆に頭より後ろに目線がいってしまったら低過ぎです。
そういった時は簡易的ですがタオルで調節することが出来ます。
もし枕が高すぎたら肩の所にタオルを入れ、逆に低すぎたら枕の上にタオルを少しずつ足していってみてくださいね。
そして最後は枕が柔らかすぎたり、固すぎたりしてもダメという事、
柔らかすぎると頭が深く沈み込み過ぎてしまい、逆に固すぎると頭しか支えられないことになってしまいどちらも首に負担を掛けてしまいます。
自分の枕もそうかも…今晩すぐに枕を変えたい!
という方はタオルだけで枕を作る事も出来ますのでオススメです。
バスタオルを四つ折りにしてくるくると丸めるだけで簡易枕は出来ます。
試しにそれで寝てみるのもいいかもしれません。
もちろん毎日それで眠るのは体に負担がかかりますので、後日枕屋さんに出向いてくださいね。
まとめ
枕についてお分かりいただけたでしょうか。
眠りは人の生活の中でとても大切なものです。
少しでも症状が辛いのなら、色々お試し頂き自分にあった枕を見つけてくださいね。