新生児を家に迎えて初めての育児、わからないことが沢山ありますよね。
お母さんたちは赤ちゃんが初めてする動きや、初めて直面する問題など日々刺激的で幸せな毎日を送っていることと思います。
実は赤ちゃんがなかなか寝付かない問題は2人目でも3人目でもよくあることなのです。
でも寝不足が続くと不安な気持ちも大きくなりますよね。
そんなお母さんたちの不安が少しでも解決するよう、赤ちゃんの寝付かない理由や対処法をまとめていきたいと思います。
新生児が寝ないときの対処法!手足をバタバタする理由とは?
バタバタする理由
新生児が手足をバタバタさせるのは、仰向けで寝ている時に起きる動きで“ジェネラルムーブメント”という人間の赤ちゃんにしかない乳幼児特有の動きだそうです。
この動き自体には問題はなく、お母さんのお腹の中にいるときから行っている動きだと言われています。
乳幼児期の手足のバタバタは寝返りやお座りをする頃になるとやがて治まっていきます。
その他に、この手足バタバタの動きは赤ちゃんの運動機能のトレーニングとも言われております。
運動機能や神経伝達が未発達な赤ちゃんは指先を思い通りに動かすなどの細かい動きがまだできません。
そのために手足全体をバタバタさせて遊んだり、運動したりとトレーニングをしているそうです。
そして赤ちゃんはまだ上手にお母さんに気持ちを伝えられないので、泣いたり全身を使って気持ちを伝えようとしている可能性もあります。
このように、赤ちゃんが手足バタバタさせる理由は沢山あります。
バタバタして寝つきが悪い時の対処方
赤ちゃんが手足をバタバタさせてなかなか寝てくれない時など、”おひな巻き”をしてみるといいかもしれません。
おひな巻きという、おくるみ等を使い赤ちゃんの手足をくるんで体を固定してあげる方法があります。
おひな巻きでお母さんのお腹の中にいたときのような姿勢をつくってあげると赤ちゃんは安心して眠りにつくことができます。
このおひな巻きは、お母さんの抱っこから布団に赤ちゃんを寝かせる時などに手足に力が入ってしまうモロー反射もしなくなるのでスムーズに寝かしつけることもできるためお勧めです。
新生児が寝ないのは病気のせい?体調に変化がないか確かめて!
病気の可能性
赤ちゃんは言葉で気持ちを伝える事ができない為、寝付かない理由に体調が悪くて不機嫌という可能性もあります。
おむつやミルクなど一通りを確認しても理由が見つからない時には体温を測り様子を見るようにしましょう。
赤ちゃんはもともと体温が高いため、普段から体温を測り平熱を知っておくようにしてください。
また、不機嫌でない場合でも寝つきが悪い時は体温を測ってみてもいいかもしれません。
赤ちゃんは熱があっても意外と元気だったりもします。
ですが、普段と違う体調で興奮状態になることもあり機嫌がよくても熱があることもよくあります。
その他に、不機嫌になる理由として虫刺されなどの皮膚の不快感の可能性もありますので皮膚の状態も見てあげるといいかもしれません。
理由もなく寝付かないこともよくある
赤ちゃんは特に原因がなくても泣いて寝付かないこともよくあります。
ただ寂しくて泣いているなら、お母さんの抱っこが恋しいだけなのかもしれません。
もちろんご機嫌で寝付かないこともあります。
日中に赤ちゃんにとって刺激的な経験があったなら興奮状態になっている可能性もあります。
特に体調に問題がなければ、そういう気分なのだと寄り添ってあげればいいと思います。
お母さんも寝不足で辛いこともあるかもしれません。
私も子どもに一晩中泣かれ、抱っこしたままソファーに座って寝た経験もあります。
体が休まらず大変でもその時はそうするしかなかったのですが、今ではいい思い出です。
そんな我が子の赤ちゃん時代も今では一瞬だったようにも思います。
まとめ
赤ちゃんが手足をバタバタさせるのは乳幼児特有のものですが、体の発達とともにだんだんと治まっていきます。
赤ちゃんは全身でお母さんに気持ちを伝えようとし、お母さんに全力で甘えます。
夜なかなか寝付いてくれないと不安になったりイライラしたりしてしまいますが、まずは一つずつ原因を確かめて赤ちゃんの気持ちに答えてあげればやがて赤ちゃんも落ち着くはずです。
原因もなく何をしても泣いてしまっていたり、寝付かないなんてこともよくある事です。
一晩中泣いていたとしても問題がないことはよくありますが、少しでも不安に思う事があればいつでも小児科の先生などに相談することをお勧めします。
不安は一人で抱え込まないのが一番の解決方法だと私は思います。