たけのこをたくさんもらったら水煮にして保存したり、パックで売られているものを買ってきたり、たけのこの水煮は料理をするときにとても便利ですよね。
しかし、どのくらい保存可能なのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
そこで、たけのこの水煮の保存方法や保存期間についてご紹介していきます。
たけのこの水煮は真空パックに入れておこう!冷蔵保存期間とは?
保存は真空パックのままで
お店に置かれているたけのこの水煮は、真空パックに入って売られています。
真空パックのまま保存することで長期保存が可能になるからです。
しかし、一度パックを開けてしまうとその瞬間からたけのこはどんどん傷んできてしまいます。
すぐに使わないのであれば、パックのまま保存するといいでしょう。
賞味期限によりますが、パックのままだと常温で平均1年近く保存することができます。
もし、パックを開封した場合は、タッパーに入れてかぶるくらいの水を入れて蓋をし冷蔵庫で保存しましょう。
毎日水を交換すれば、1週間くらい日持ちします。
自宅で水煮を作った場合
生のたけのこをもらったら、水煮にして保存する人もいるでしょう。
その場合、たけのこのあく抜きをした後に、冷蔵保存をします。
自分で水煮にした時は、パックと同様にタッパーにたけのこを入れかぶるくらいの水を入れ、蓋を閉めます。
毎日水を交換して、保存期間は冷蔵で5日〜1週間程度です。
たけのこは非常に傷みやすい食材なので、水煮にしたら保存目安にかかわらず、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
たけのこの水煮保存は冷凍に不向き!長期保存できる方法とは?
たけのこは冷凍するとスカスカに
たけのこの水煮は冷蔵だと長くて1週間程度しか日持ちしません。
では、冷凍だったらどうでしょうか?
たけのこの水煮は、冷凍はできますが食感が変わってしまうので冷凍には不向きな食材といえます。
たけのこを水煮のまま冷凍すると、解凍するとき水分が抜けてスカスカになったり、筋張った食感が残ってしまったり、たけのこの歯ごたえがなくなってしまいます。
そこで、冷凍する場合は、繊維を断ち切るように切って出汁で煮たり、砂糖をまぶしてから冷凍すると、手を加えず冷凍するよりおいしく食べられます。
冷凍した場合、保存袋に入れた状態で1カ月ほど保存が可能になります。
長期保存できるおすすめの方法
たけのこを美味しい状態で長期保存する場合、瓶詰にする方法がおすすめです。
やり方はとても簡単で、煮沸した瓶にたけのこをつめ瓶の蓋いっぱいまで水をいれます。
軽く蓋を閉めた状態で水をはった鍋に入れ30分沸騰させます。
その後、蓋をしっかりと固く閉めて再度30分沸騰させましょう。
30分経ったら取り出し、瓶を逆さにして冷まします。
これで瓶詰完了です。
熱いうちに逆さにすることで、瓶の中が真空状態になり長期保存ができるようになります。
開封しない状態で、1年は保存可能です。たけのこの時期ではない時もおいしいたけのこが食べれるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
たけのこの水煮は、傷みやすいのでそのままだとなかなか長い期間保存ができません。
真空パックの状態のままか、瓶詰にして長期保存するようにしましょう。
たけのこの時期には、おいしいたけのこを手に入れてぜひ瓶詰にして、1年中おいしいたけのこを楽しみましょう。