敬語には様々な表現があります。
どの表現を使うかは、相手や状況によって異なります。
そのため、場に合った適切な敬語を自分自身で判断して使う必要があります。
「読んでください」という表現は丁寧に聞こえますが、ビジネスにおいては「お読みください」や「ご確認ください」、メールならば「ご査収ください」といった表現が丁寧な敬語となります。
今回は、ビジネスシーンにおいて役立つ、丁寧な敬語についてまとめてみました。
感謝の最も丁寧な敬語は?ビジネスで使えるのは?
ビジネスにおいて感謝を表現する敬語はいくつもあります。
相手や感謝の程度、状況によって適切な感謝の敬語は異なります。
簡単に感謝を伝える場合、「ありがとうございます」でも一応は敬語と言えます。
しかし、いつもありがとうございますだけでは、どこかこなれていない感があります。
ビジネスでは、「ありがとうございます」以外の感謝の敬語も使ってみましょう。
「ありがとうございます」以外の感謝の敬語フレーズとしては、「感謝申し上げます」「深謝いたします」「お礼申し上げます」があります。
このような表現の場合、「申し上げます」という表現にすることで、敬語の丁寧さが上がります。
さらに、相手に負担をかけてしまったりした場合など、感謝する気持ちだけでなく申し訳なく思う気持ちも同時に伝えたい時に使えるのが、「恐縮です」という敬語です。
単なるお礼だけでなく、恐れ多い気持ちも同時に伝えられる、とても使い勝手のいい敬語です。
これでビジネスシーンで困らない!
社会人にとって基本となる敬語についてまとめてみました。
これをマスターしておけば、ビジネスでも困りません。
・同意の時の敬語
同意を示すときに、「わかりました」では、適切とは言えません。
同意を伝える際の適切な表現としては、「かしこまりました」もしくは「承知いたしました」です。
了解ですという表現を使う人もいますが、実はこの表現は間違いです。
了解です、ではなく、承知いたしました、と伝えましょう。
・謝罪するときの敬語
謝罪の時に適切な敬語が使えないと火に油を注いでしまうときがあります。
謝罪するときは、「すみません」「ごめんなさい」はビジネスシーンではNGとなります。
ビジネスシーンにおいて謝罪する際の敬語として適切なのは、「申し訳ございません」になります。
謝罪は、ビジネスシーンにおいて最も重要な状況の一つと言えます。
しっかりと適切な敬語を使いましょう。
まとめ
ビジネスシーンにおいては適切な敬語を使えるかどうかは基本的なスキルとなります。
敬語には様々な表現がありますが、ビジネスシーンにおいてはその中でもより丁寧なものを選択して使用することが大切となります。
相手に合わせて、状況に合わせて、適切な敬語を使えるように日々意識してみてください。