タンスやクローゼットを開けた際にカビのニオイが気になることありませんか?
しかもしまっておいた大切な洋服にもそのニオイが移ってしまってる。
いざ着ようと思った時に着れない、なんてことを経験したことがあるひとも多いのではないでしょうか?
今回は大切な服を傷めないための正しいカビのニオイとり方法をご紹介します!
洋服のカビを除去するために知っておきたい基本3ヶ条
しまっておいた服にカビが生えていたらかなりショックですよね。
大切にしまっておいたはずなのに…なんて思ってしまいます。
でもそんな時3つのポイントを押さえておけばカビの除去は簡単に出来ちゃいます!
カビの種類を把握する
カビには白カビと黒カビがあり、白カビの場合は比較的簡単に落とすことが可能です。
しかし、黒カビになると途端に難易度が上がり、自分では落とすことが出来ない可能性が出てきます。
この場合はクリーニングでカビ取りを頼むことになります。
なので事前にカビを発見した時にはこのカビがどっちなのかを確認することが重要です。
服の種類の確認を必ずする
カビが生えてしまった服の素材がなんなのかによって家で洗濯できるかどうかが変わってきます。
家で洗濯できる服の場合は漂白剤やカビ取り用の洗剤などを使ってカビの除去が出来ます。
そうでない場合はクリーニングに出す必要があります。
服の種類を確認しないまま洗濯や除去をした結果、色落ちしたり服が傷んでしまったりして悲しい結末にならないようしっかりと確認しましょう。
洗剤や漂白剤の使い方
いざ洗濯しようと思ったら漂白剤を使うと色落ちしてしまう服だったりすると困りますよね。
実は漂白剤以外にも様々な方法でカビ取りすることができるんです。
ここからはカビ取りにオススメの洗剤や漂白剤、その他の薬剤をいくつかご紹介します。
カビ除去で服を傷めないために…オススメの薬剤と注意点
カビ除去した結果、その代償に服を傷めてしまったら元も子もありません。
なので、カビ除去した上に服を傷める可能性が低い、そんな理想の薬剤をご紹介します。
まずは酸素系の漂白剤です。
これは家で洗濯できる服の場合です。
酸素系の漂白剤を45度くらいのお湯に溶かし、服を入れて1時間から2時間つけ置きします。
それから通常通り洗濯をすることでカビの除去が出来ます。
出来ない場合はクリーニングに出すことをオススメしますが、家で洗濯できるものに関してはこれで除去できると思います。
次に、黒カビへの対処に関してです。
これはクリーニングでも取ることは難しいくらい難易度が上がると言われています。
これには正直服を傷めることなく除去することは至難の業です。
どうしても黒カビを落としたい、そう思われている方に服を傷めるリスクは高いです。
ですが、黒カビを落とす方法が一応ありますのでご紹介します。
それがカビキラーやハイターを使った方法です。
これは本当に服を傷めるリスクが高いので、実際にやる際は覚悟を持って行ってください。
方法は45〜50℃くらいのお湯にハイター100ccと重曹80ccを混ぜて1時間つけ置きしたのちに洗濯するというものです。
これで頑固な黒カビもかなりの確率で落とすことができます。
しかし、服へのダメージや色落ちなどしてしまうと考えられます。
綿100%の白い服以外はリスクを覚悟してくださいね!
ハイターの代わりにカビキラーをお湯に溶かして黒カビが付いている箇所にスプレーし、落とすことも可能です。
ですが、その際も服を傷める可能性は十分に考えられますので、行う際にはリスクを覚悟しておきましょう。
次にオスバンSという殺菌消毒剤があります。
これは病院での消毒液などに使われるもです。
柔軟剤にも入っていたりして知らない間に多くの人が利用している消毒液になります。
この殺菌消毒剤はカビを取り除くことができますので方法をご紹介します。
オスバンSを5mlと水500mlを混ぜてカビが付いたところにスプレーし、1時間天日干ししてから洗濯するだけです。
カビの状態が比較的軽度な場合はこれでカビを取り除くことが可能なんです。
また、オスバンSと漂白剤を組み合わせて使うことも可能なので、ぜひ試してみてください。
最後にオススメしたいのは重曹です。
重曹にはカビの除去効果に加え、消臭効果もあるため漂白剤と一緒に使うことで服を傷めるリスクを軽減しつつ、カビの除去とカビのニオイを消すことができます。
重曹は食用のものもあり体や服にも優しいものですし、それ以外にも掃除に使えたりと万能なアイテムですのでぜひ試してみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した方法で取れない頑固なカビにはクリーニングでのカビ取り方法もあります。
色々試した上で効果的な方法を見つけてくださいね!
服をしまっているタンスもカビが生えている可能性がありますので、こまめな換気と掃除を忘れずに着たい服がいつでも着れる環境を整えておきましょう!