枝豆は別名「畑の肉」と呼ばれ、タンパク質やビタミンが豊富です。
初心者でも育てやすいため、家庭菜園で枝豆を作っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、枝豆は収穫時期を判断するのが少し難しいです。過剰に熟してしまうと、せっかくの風味や栄養が損なわれてしまう可能性も…。
そこで、枝豆の開花時期や収穫時期について調べてみました。
枝豆は開花時の水やりが大切!知っておきたい収穫のタイミングとは?
枝豆の花と聞いて、パッと花が思い浮かびますか?
枝豆の花は栽培していないと見る機会は少ないです。
枝豆の花と、開花時の水やりについてポイントを紹介します。
枝豆の花
枝豆の花は、葉の付け根に咲きます。
品種によって色は若干異なりますが、白色や薄いピンク色をした小ぶりの可愛い花が咲きます。
花が咲いた後に枝豆の莢が付きます。
開花から、莢が付き始めるこの時期の水やりは非常に重要です。
枝豆は浅く根を張っているため、乾燥に弱いです。
しっかり水分が補給できないと、実が太らず小ぶりな豆になってしまいます。
枝豆開花時の水やりのポイント
注意したいのは、だからといって大量に水をやってもダメだという点です。
枝豆は湿害に弱く、水をやりすぎると却って弱ってしまいます。
土が乾燥していて、水やりが必要な場合には量を少なく、回数を多めにして水を与えるといいでしょう。
収穫のタイミング
枝豆は生育スピードが早いです。
品種によって差異はありますが、順調に育つと開花から40〜50日ほどで収穫時期に入ります。
茎や莢の色が濃い緑色に変わり、莢が膨らみ実が大きくなってきたら収穫のタイミングとなります。
枝豆は収穫時期が短い!遅れないように心がけたいことは?
枝豆の収穫期間は7〜10日前後と短いです。
そのため、タイミングを逃してしまうと色が緑から黄色や茶色に変色し、過熟状態となってしまいます。
収穫時期を判断するのはとても大切です。
収穫を遅れないようにするために
全体が緑色に変色し、莢が膨らんできたら収穫のサインです。
全ての実が膨らむのを待つと、先に膨らんでいた実がどんどん熟していってしまうので、全体の7〜8割が収穫可能になったら収穫してしまいましょう。
通常は株ごと引き抜いて収穫しますが、どうしてもまだ収穫時期に達していない莢まで収穫してしまうのが勿体ない…と感じてしまう人もいますよね。
もし、手間をかけられるなら収穫時期に達した莢だけをハサミや手で収穫し、まだ未成熟の莢はそのまま茎に残しておくといいです。
もし収穫のタイミングを逃したら
収穫の時期を逃し、茶色に変色してしまった場合はそのまま放っておきましょう。
全体的に乾燥し、莢の中で豆がカラカラ鳴るようになると、大豆として収穫出来ます。
しかし大豆にすると一部の栄養素が損なわれてしまうので、なるべくなら枝豆として美味しく食べられる内に収穫しましょう。
まとめ
枝豆は乾燥と湿気に弱いため、水やりには注意が必要。土が乾いている場合は、少量の水を、回数を多く撒くのがいいです。
枝豆は収穫時期が短いため、タイミングを見極めて美味しく食べられる状態で収穫しましょう。