大相撲の番付の順位ってどうやって決まる?階級に定員はあるの?

みなさん、大相撲見てますか?大相撲を観戦する上、また語る上で欠かせない番付。

力士の名前がズラっと大小問わず所狭しとびっしり書かれている表ですね。

見たことあるという人もいるかもしれませんが、あの順位ってどうやって決まるの?

階級に定員はあるの?と疑問に感じたことがある人もいるはず。

この記事ではその仕組について書いていきたいと思います。

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大相撲の番付は編成会議で作成される!気になる階級に決め方とは?

大相撲の「番付」。

それは力士の地位・階級を表し相撲界では絶対のモノです。

シンプルに言えばランキングですね。

例えば相撲界のトップである横綱。

番付の頂点に君臨し、1番強く偉い力士ということになります。

この番付ですが、どのように階級が決められ作成されるのでしょうか?

まず番付は本場所終了後3日以内に開かれる番付編成会議で作成されます。

正確には千秋楽が終わった3日後の水曜日。

この会議には審判部の親方衆(部長・副部長・委員)が出席。幹事も同席。また行司も書記として参加(発言はなし)します。

この会議で本場所の成績が評価され、よく場所の番付が決定します。

次に階級の決め方。

番付は本場所の取り組み成績によって決定します。

この本場所での成績のことを「本割」といいます。

決める目安に「勝ち越し」ラインがあります。

これがよく場所の番付を上げるための第一条件になります。

勝ち越しラインですが、関取8勝(15番勝負)・幕下以下4勝(7番勝負)。

ちなみに負け越した場合は、基本的に番付は下がります(休場も同様)。

一概にいえないのですが、基本的には勝ち越しひとつにつき1枚番付が上がります。

※大関や関脇からの昇格、横綱など例外もあります。

大相撲の番付に定員はない!各階級の配置に定められた人数とは?

次に番付の定員についていきます。結論から言うと番付に定員はありません。

たた各階級の配置については人数が定められているものもあるので下記で説明したいと思います。

【各階級配置人数】
横綱…人数に制限はない
大関…必ず1人はいる
関脇…東西に1人ずつ
小結…東西に1人ずつ
前頭…東西1~16枚目まで32人。小結以上の力士の人数によって前頭の枚数は違う
十両…東西1~13枚目まで28人。
幕下…東西1~60枚目まで120人
三段目…東西1~100枚目まで200人
序二段…人数は固定していません。
序の口…人数は固定していません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はシンプルに説明させていただきましたが、番付1つとってもこのような過程を経て毎場所力士の番付が決められています。

これをきっかけに大相撲を観戦してみようかなと、少しでも興味もってもらえたら嬉しく思います。

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