卓球の試合放送で「サービスエース!!」の声とともに歓声を耳にしたことはありますか?
卓球ではサーブは一つ目の攻撃とも言われ、とても重要とされています。
でも、サーブにはルールが複雑で分かりにくいところがあります。
ルールを覚えて、今よりも観戦を楽しみませんか?
サーブルールを知ろう!反則しない為の位置の確認。
サーブルールには色々な決まりごとがあります。
選手は反則しない為に確認しながら、サーブを打ちます。
サーブは自分のコートにワンバウンドさせてから、相手コートでワンバウンドするのが基本ルールです。
- 卓球台の外の位置で手のひらを大きく開き、その上にボールをセットし静止させます。
ボールを隠すことは反則となります。
- ボールを真上に上げますが、16センチ以上の高さの位置まで上げなくてはいけません。
目安としてはネットより上です。
高く上げる分にはルールはないようです。
上に上げてから、打つまでの間にボールを隠すことは反則となります。
- 打つタイミングはボールの落下時になります。
上がっている最中に打ってしまうと反則になります。
ラケットの位置には決まりがなく、後ろに隠しても台の下にあっても反則ではありません。
ここまででも、サーブはルールが厳しく打つだけのものではないことが分かります。
卓球はサーブが重要!!返せないサーブは有利!
卓球はラリーやスマッシュを見ていて迫力がありますが、サーブスタイルも見ていて迫力があります。
サーブには色々とルールがありますが、それをすべて反則にならずに打ちながら、返せないサーブを繰り出します。
サーブには色々と種類があり、無回転のボール・スピードのあるボール・コートのどこに打つか・スピーンのかかるボールなどと組み合わせれば多種多様なサーブを繰り出すことが出来ます。
テニスやバトミントンより、色々なサーブがあるといえますね。
相手が苦手とするサーブを考えたり、どんな回転を掛けたか分からないように装ったり、早い動きから遅いボールをネット際に落としなりなどできます。
さっきは、早いサーブだったのに、今度はちがうな~、打つときのスタイルが変わったぞ!など感じながら、観戦するとまた違った雰囲気を楽しめると思います。
卓球は相手との距離が近いこともあり、表情・ラケットの向き・癖などにより、相手に攻撃の仕方がばれてしまうこともあります。
それをいかにばれないようにしながら、サーブを繰り出し、ラリー、スマッシュと展開していかなくてはなりません。
特にサーブはルールが色々あるので、「ギリギリに狙って入るか」「このサーブで、相手に打ち込めるか」など、少しの弱気と不安がミスを引き出します。
相手の心を読みながら、自分はポーカーフェースで試合を進めていく心理戦です。
体力も使いますが、メンタルが強くないと出来ないスポーツです。
まとめ
卓球はサーブルールが複雑で、難しいですが、知れば単に点数を追うだけの観戦ではなく、次はどんなサーブなのか、どこを攻めるのかなど見かたが変わり、観戦が楽しくなります。
心理戦を楽しむスポーツでもありますので、選手と同じ気持ちなりながらドキドキと試合運びを観戦するのも面白いですね。