日本の伝統国技である大相撲。
生観戦の経験はなくても一度ぐらいはテレビで見たことがある人も多いと思います。
厳しい稽古を積んだ力士が体をぶつけ合い土俵で戦う姿は見るだけでも価値はあります。
そんな大相撲ですが観戦する上で番付の意味を知ることは大事なことです。
力士にとって番付は絶対で力士の地位や階級を表しています。
ようは強さの指標ですね。
その中の1つに序の口というものがあります。
一体どんな意味があるのでしょうか?
大相撲の番付には階級がある!幕内や序の口の違いをご紹介!
そもそも番付とは何なのでしょうか。
力士の番付は6つの「段」によって力士の順位を表します。
上の段から幕内・十両・幕下・三段目・序二段・序の口。
さらに幕内は他の段と違い順位に応じてさらに呼び名があります。
よく耳にする事があるトップの横綱・大関・関脇・小結・前頭(平幕)です。
また大関・関脇・小結は三役とも呼ばれています。
そして、序の口。
相撲用語を解説前に序の口の解説を書きたいと思います。
序の口には、「物事の始まったばかりのところ。」という意味があります。
これが相撲用語になると「いちばん下の順位」。
裏を返せば「力士が初めて番付にのるところ(例外あり)」です。
あの有名な横綱もみんな最初はこの序の口から始まっています。
大相撲の番付は序の口から始まる!文字の大きさが示す意味とは?
上記で述べたように序の口から始まり番付のトップである横綱を多くの力士が目指します。
少し補足するとその序の口になるためにはステップを踏む必要があります。
番付には載らない番付外の「前相撲」で取り組みを行い、その上で出世をしてようやく序の口となります。
「前相撲」と言っても現在は形骸化しているそうで勝ち負け関係なしに出世できるそうです。
くり返しますが、序の口とは番付でいう一番下の地位です。
そのためほとんどの力士が出世をして序の口から始まります。
番付は大相撲における力士の順位表。
正式には「番付表」といいます。
文字の大きさは、横綱が一番大きく書かれ、大関は一回り小さく、関脇・小結はもう一回り小さく。
地位が下がるほどに小さく細かくなっていきます。
文字の大きさは力士の順位を示しています。
まとめ
色々な問題が起こり現在も揺れている相撲界ですが、日本が世界に誇る唯一無二の素晴らしいスポーツだと筆者は考えます。
普段何気なく見ていた番付。意味をきちんと知ることでより一層相撲を楽しむことが出来るのではないでしょうか。
また序の口に載る力士をデビューの頃から応援するのも観戦の1つとして面白いなと思いました。是非試してはいかがですか?