横綱昇進時の言葉は深い!これまでの名言ベスト10!

横綱に昇進すると、四字熟語で今後の意気込みなどを語るのがお約束となっていますよね。

しかしあの四字熟語、誰が考えているのか気になった事はありませんか?

横綱本人?それとも部屋の親方?

今回は、横綱の名言に関して調べてみました。

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横綱の昇進時の四字熟語は誰が考える?

昇進の際の口上に四字熟語を用いるのはいつから始まったのでしょうか?

歴史ある相撲界ですが、四字熟語を用いて口上を述べたのはなんと三代目若乃花や貴乃花です。

意外に歴史は浅く、伝統というわけではありません。

2017年稀勢の里が横綱昇進を果たし、口上を述べた際には四字熟語を使っていません。

「自分のシンプルな気持ちをそのまま伝えた」

と話していることから分かりますが、昇進の際の口上は横綱本人が考えているようです。

これまでの昇進時名言ベスト10!

やや独断と偏見になりますが、大関・横綱昇進時の口上、名言をランキングしてみました。

⑩「横綱の自覚を持って、全身全霊で相撲道に精進します」日馬富士

⑨「いかなる時も力戦奮闘し、相撲道に精進します」琴光喜

⑧「今後は相撲道に勇往邁進する所存です」貴ノ浪

⑦「力の武士(もののふ)を目指し、精進、努力致します」出島

⑥「横綱の名を辱めぬよう全力を尽くして努力精進し、健康に注意しながら心技体の充実に努めます」旭富士正也

⑤「これからも稽古に精進し、お客様に喜んでもらえるような相撲が取れるよう努力します」鶴竜

④「今後も一意専心の気持ちを忘れず、相撲道に精進致します」若乃花

一意専心とは、他の事を考えず、その事だけに心を集中させることです。

③「横綱の名を汚さぬよう、精進体に致します」武蔵丸

「心技体に精進致します」と言いたかったとされています。ハワイ出身のため、緊張して言い間違えたのかもしれませんね。

②「大関の地位を汚さぬよう万里一空の境地を求めて、日々努力精進致します」琴奨菊

万里一空とは、やるべきことを見失わずに励み、頑張り続けることとされています。

① 「不撓不屈の精神で相撲道に精進いたします」貴乃花

どの言葉も熱い信念が感じられますね。

横綱が負け越して引退した時の名言集

昇進とは真逆になりますが、成績が奮わず、引退した時の名言を紹介します。

・「体力の限界…」千代の富士

引退の際の名言としては、最も有名でしょう。

この言葉の後に、数秒言葉に詰まったことから、千代の富士の万感の思いが察せられます。

その後、「気力もなくなり引退することになりました」と続けました。

・「心の底から納得しております」貴乃花

引退会見では「非常にすがすがしい気持ち」という言葉も連発していました。

どちらも印象深いため、一時流行語になりました。

引退の際に溢れる言葉には、現役時代の全てが込められていて、グッとくるものがありますね。

まとめ

大関・横綱昇進の際の名言を紹介しました。

どの言葉も、本人が考えているようですね。

四字熟語で口上を述べることが多くなりましたが、始めたのは若乃花、貴乃花でわりと歴史が浅いことが分かりました。

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